天気予報では15時以降は風が穏やかになり、風向きも北北東になるとの予報だったが、実際には南東の強めの風が吹いた。今日の午後は干潮に向けて下げ潮だったので流れと風が喧嘩し、白波が立ちそうなラフコンだった。
学生2名に続きスタートすると緑橋付近は水路が狭くなっていることもあり、結構波が高くブレードで波頭を少し叩いた。まあ3名ともコンディションは同じであり、ベテランたるべき漕ぎを示そうと、SR20で淡々と漕ぎ進む。笹目橋の直ぐ上あたりで2番手スタートのN山を捕らえた。もう少し粘るのかなと思っていたが、おやじに抜かれてもあまり抵抗せず、差は広がる一方。1番手スタートのY本を捕らえようと確り漕いだが、中大艇庫の裏手の流れが括れた辺りから波高が高くなり、時折舳先の船底が波頭を「バタ！」と叩く音が聞こえた。若干遅れてウィングリガーのすぐ下を大きな波が通るのが見えた。こういうラフコンで強みを発揮するのが１X艇ウィングリガー。今日は大波の中を漕いだが、ドバット波がローイングスペース内に入ることは無かった。ラフコン中でもシートやストレッチャー周りも非常にドライなコンディションを保て、快適だった。（Sykesのウィングリガー艇を購入した甲斐があった）
ゴールの戸田橋でも1番スタートのY本を捕らえることは出来なかった。タイムレースの結果は以下の通り；
- おやじ(3番手スタート）：28'53", SR20, DPS=9.67m
- Y本（1番手スタート）：29'09"
- N山（2番手スタート）：30'16"
