Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

荒れる荒川、ラフコンで1X乗艇

oyajisculler2012-05-02

今日はゴールデンウィーク中日。巷では出勤している会社もあるが、おやじの勤務先は5月1日と2日は計画的有給休暇取得日となっており、お休み。昨日は実家のリフォーム業者との打合せその他で、終日実家で過ごした。
GW中に2回乗艇する予定を立てており、今日は朝から戸田へ行き1X乗艇を実施した。
天気予報通り、朝から小雨が降っており、あいにくの天気。しかしながら小降りで、気温も20℃近くあり。寒さは感じなかった。
艇庫に着いた時、ポンドには東南東の風(4〜5m)が強く吹いており、川に出そうか、ポンドにするか迷った。しかし、この1ヶ月ほど取り組んでいる親指フェザーターンや、バランス安定、リラックスした漕ぎを試すには、荒川のラフコンで漕ぐのが良いと考え直し、荒川に出艇する事にした。
1Xでの荒川出艇は1ヶ月ぶり。陸送時に、土手の頂上で煽られるかと思ったが、それほどでも無かった。
水面に艇を浮かべて出艇準備。東の風が川に沿って強く吹いており、水面はかなりチャプチャプしていた。潮が引いており、足を川に入れると足が砂地に着いた。水深は30cm程度。1X艇は吃水が浅いので岸けりに問題なし。
先ずはいつもの通り、ノーフェザーでフィニッシュワーク。波があるのかでのノーフェザー腕漕ぎはやりにくいが、順風でもありリラックスしてバランスキープに心掛けた。ラフな水面なのでリカバリー時にブレード下端が波頭を叩くのはやむを得ない事。少々バランスを崩しても慌てず力まず、リラックスに心掛けた。2kmほどかけてノーフェザー・フルレンジまで漕いだ。まあ、波があるなかであり、まずまずの出来と言えよう。
その後はパドル短漕のアップ+静止スタート練習。笹目橋を越えたところから、ノーフェザーによるキャッチワークを実施。波があるので少々難しかったが、何とかなった。
彩湖水門の辺りからSR18でのLSD漕に入った。順風なので艇速がどんどん上がる筈だが、思うように艇速が上がらない。ラフコン(もう少しで白波が立ちそうだった)なので、リカバリー時にブレードが水面を擦る。これがフォワード時のブレーキとなり、艇速が上がらない。あらら。
大曲辺りまでラフコンが続き、復路が大変だなと思った。ところが、大曲を過ぎて川の方向が南北となり、風が横風となると、水面は一気にフラットになった。この辺りが蛇行する川での乗艇の面白いところだ。水面がフラットになるとブレードが水面を擦らないので艇速が上がった。
丁度、N体大の小艇クルーが秋が瀬から下って来るところで、秋が瀬までに8艇程度とすれ違った。女子スカラーも何名かおり、ずいぶんと逆風に苦しんでいる様子だった。
今日は18km漕ぐため、鉄橋の先の秋が瀬橋で折り返した。折り返すと強めの逆風。逆風では、風浪の波も逆方向となる。こういうコンディションで水面を叩いたり擦ったりすると艇速が落ち、やたらと消耗するので、極力リラックスしてバランスキープに心がけた。
まあ、全く擦らないという訳には行かないが、親指フェザーターンで、概ね気持ちよく、ラフコンを楽しむ事が出来た。
復路の外環自動車橋の下で、N体大のスカラーを追い越した。やたらとオッカナビックリ、トロトロと漕いでいた。艇速は、おやじのペースの半分程度(5分/500m)と見えた。
その後もラフコン・逆風の中を漕ぎ進む。リカバリー時のスクウェアリングは、ハンドルがつま先を通過擦るときに親指でグリップエンドを軽く回してやれば、良い感じでエントリーに集中出来た。
最後に戸田橋へ向かう途中辺りから小雨が降り出した。
漕ぎ終えて岸けり場へ到着。波・風があり、階段状の水際でモタモタしていると艇に傷が付くので、オールを装着したまま、揚艇し、新たに生えた草地の上に艇を下ろした。草がクッションになって丁度よい感じだった。
陸送しようと準備していた所、女子スカラーの帰着を待つN体大の学生が痺れを切らせて艇庫へ戻ろうとしていた。これはチャンスと思い、この学生に声をかけ、艇庫まで艇の陸送を加勢して貰った。何事も安全第一である。
今日も楽しく乗艇できた。
乗艇中の心拍数:
Ave. 138, Max.159
以上