新艇到着後、直ちにリギング調整作業を開始。Wing rigger １X艇のリギングは初めてだが、特に問題も無くスイスイと作業が進んだ。注文したリギングでは、左右のワークハイト差を20mm以上付けており、注文通りに仕上がっているかどうか心配だったが、指定した通りに出来ていた。ヨシヨシ！
多少手こずったのが、ストレッチャー高さとPTH値の調整。PTH値を30cmになる様に調整しようとしたが、何故かストレッチャーが前後方向に動かす事ができない。良く観察すると、ローイングシューズの初期取り付け位置が高すぎて(何とHeel Depthが12cm?)、靴のつま先がWing riggerに引っ掛かって前後に移動できなくなっていた。そこで靴の取り付け位置を下げると、問題なくPTH値を調整出来る様になった。（Sykesのストレッチャーボードにはシューﾌﾟﾚｰﾄ固定ボルトの固定穴が上下2箇所空いており、Heel Depthの上下調整範囲を大きく取れるようになっている）
Wing Rigger艇はストレッチャーがWing Riggerの下にあるので、ストレッチャー周りの狭い１Ｘ艇の場合はストレッチャーのリギング作業がやや面倒なことがある様だ。
