Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

(5)ピンの前後傾、及び外傾角

  1. 測定方法:ピンの艇の長さ方向への傾き、及び、外方向への傾きを角度計で測定。
  2. 目的:外傾角は0度〜2度。外傾を付けると、キャッチ時のブレードカバー角が大きくなり、フィニッシュ時にカバー角が小さくなる。その結果、エントリー時にブレードがもぐりにくく、フィニッシュ時にブレードが抜けにくくなり、オールが1枚平らに長く引けるよう矯正される。
  3. 調整方法:所定の角度になる様にピンの角度を調整する。(艇により調整方法が異なる。リガーベンダーで曲げる場合と、調整用の板をリガー取り付け部に挟み込む場合がある。)
  4. 標準値:前後傾角は0度。外傾角は、新人では1°〜2°。 尚、対校選手は0°〜1°程度。