Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2X夜間乗艇

いつもの通り、毎週水曜日の夜間乗艇練習を実施。
おやじは相変わらず酷い花粉症で体調が悪い。
しかし、継続は力なりであり、決めたことはやる。

出艇前に相棒Sさんのストレッチャー位置を調整した。前回乗艇時にフィニッシュが引き辛いとのことで、Heel distance(PTH)を計ったところ、前回決めた30cmではなく、32.5cmになっていた。これでfinish時にハンドルが胸に引っかかっていた訳である。これを30cmに戻したところ、finishが引きやすくなったとのこと。

今日は穏やかな風が吹いている程度で、乗艇には絶好のコンディションであった。メニューはライトパドルのステディーステートで1500mコースを4周した。
時々水面を全く擦らずにバランス良く進むこともあるが、まだ、完全にあっていない。
揚艇してからエルゴでチェックしたが、おやじより身長が8cm高いSさん、1周目は脛が前傾するまでフルにシートを出してFWDしていたとのこと。要は前に出すぎていた訳であるが、この体勢でキャッチから強く脚のドライブを効かせよう努力したが、上手くドライブできなかったとのこと。途中からスライドを出過ぎない様にしてキャッチしたら上手くいったとの報告。
そういえば、途中からキャッチで艇がスムーズに加速した様な気がする。
この2Xクルーで彼は相対的に体が大きいのでFWDでは脚の脛は前傾しない様にしてキャッチのドライブを効かせた方が良い。
世界選手権の軽量級2Xの決勝DVDを見たが、我が2Xクルーの理想の漕ぎはポーランドLM2Xクルーの漕ぎとしたい。キャッチからブレードに確り体重を載せて、フィニッシュまで体重をブレードに載せたまま漕いでいるところが理想的だと思う。
おやじの個人的な見解としては、2003年の世界選手権で優勝したイタリアLM2Xクルーの漕ぎは、ハイレート頼みで力任せにガサゴソ力漕いでいて、大よそ理想的な漕ぎには見えない。
次回はこの点を出艇前にエルゴで確認した上で出す予定。
以上