Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

良いキャッチが出来ているクルーのキャッチイメージ:

  1. エントリーに向けてGather on the Stretcherしつつ前に出るので、フォワードの終盤はハンドルが前に出る速度が少し減速する。
  2. エントリーはブレードが前に出きったところで静かに素早く水中に入る。(実際にはブレードは少し戻りながら入るが、入水角が直角に近い程良い)
  3. ブレードがエントリーされたと同時にレッグドライブが開始される。実際には力強くレッグドライブしているのであるが、上手い漕手ほど、キャッチ動作に無駄がなく、力みのないスムーズなキャッチとして見える。キャッチが効いている漕手はエイトのフォア漕ぎ等でキャッチ時にベルノートを発し、エントリーと同時にオールがベンドするので分かる。(ベルノート=エントリーと直後にブレードで水を瞬間的に押すことで、ブレードの背面の水中に穴が開き、ここに水が流れ込む時に「ボリン!」という重く短い音を発する。両舷で漕ぐと中々ベルノートは出ないが、フォア漕ぎで確認することが出来る。逆に言うとフォア漕ぎでベルノートが出ない様では正確で力強いキャッチが出来ていないということである。