2月6日に行ったNTTとの合同乗艇練習、エイトのクルー毎に、東大選手にレポートを改めてもらった。
今回、NTTと合同練習し、国内トップレベルの社会人チーム選手との乗艇テクニック、出力の差異を体感し、今後、自らを改善するためのポイントを学べたことは大きな収穫だった。
NTTとの合同練習を踏まえて、今後、改善に向けて取組べき課題を以下の通り整理する。
- 素早く強いキャッチを実現するために、キャッチ前の準備を早くする。即ち、上体前傾+腕の伸ばし、ブレードスクウェアのタイミング。
- 腕漕ぎの技量改善(キャッチの改善):腕漕ぎでもキャッチを戻さず、エントリーと同時に素早くドライブし、長く押す。
- キャッチから確りレッグドライブして、ハンドルにぶら下がり、1拍でフィニッシュまでドライブする。
- 技術練習は、フルプレッシャーのドライブで強く押す。
- ボディーセット後のシートスライド=体重移動を確り合わせて、前に出やすいフォワードを実現する。
- 体力(エルゴスコア)を増強し、高速巡航に必要な 水中出力を身に付ける。NTTの上位8名のエルゴ記録(全国MR大会の8名平均は6'29")
下の動画は、今回の3クルーの中で、最もエントリーの素早さ・テクニック並びにキャッチのドライブが良かったNTT:S上選手が整調を漕いだ三四郎クルーの動画。
動画を見れば一目瞭然だが、S上選手のエントリーが素早く、後ろを漕ぐ東大3漕手のエントリーが遅れてバラバラと入っている。S上選手はきっとキャッチが重かっただろう。
三四郎
https://www.youtube.com/watch?v=Hb-imwuseY8&edit=vd
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=OjqpV42txqY