Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

出艇前の準備

先週、電池が切れた懐中電灯の電池を交換。 先週来漕いでいて、Bow sideのハンドルのオーバーラップがS-sideより大きい気がしたので、B-sideのスパンを5mm伸ばしてみた。→実際漕いだ感覚は少し改善された様な気がする。

本日の夜間乗艇練習

本日も17時30分の定時のチャイムが鳴るなり、会社を出て一路戸田へ。右上の写真は戸田公園駅を出たところにあるモニュメント。ボートをテーマにしているとのことで夜間は青白いライトが灯る。 コースに向かうと、19時前だがまだ明るく、出艇している学生クル…

まとめ

レースペースのSR36〜38といったハイレートのパドルとなると、自ずとフォワードの時間は短くなり、十分休むための時間が取り難くなる。この中でもフォワードの休息は必要であり、ここで休めるかどうかが、勝敗の分かれ目となると言っても過言ではない。良く…

不適当なフォワードとは?

艇上で激しく暴れまくり、常に筋肉を硬直させて休まないこと。 フィニッシュやフォワードの途中で動きを止め、スライドの時間を短くし、結果としてフォワードスライドの速度が速くなること。=追っかけフォワードで加速フォワードとなる。=フォワード中の急…

良いフォワードとは?

次のストロークを確り水中を押すためにリラックスして休めること。=ハンドルに引かれる様にしてリラックスしてフォワードする。 フォワード中の抵抗増大の要因となる急激な艇速変化を避けること=急激な体重移動の加速減速を避ける=スライドは出来るだけ等…

フォワードとは何か?

次の水中ストロークまでのリカバリー動作であり、休憩時間 フォワード中、艇と漕手を合成した系は一切推進力を発生することなく、系の速度は減速するのみ。(フォワード中に舳先の速度がストローク中より速いのは、系全体重量の80%近くを占める漕手がフォワ…

フォワードの出方とエントリー準備

今日はフォワードの出方とエントリー準備についておやじの考え方を整理したい。 右上の写真はカナダナショナルクルーのエントリー直前の状態。上体・腕に十分な張りがあり、ブレードエントリーと同時に足の蹴りがダイレクトにブレードに伝わる体勢が出来てい…

夜間練習の参加者が一人増加

本日はおやじと一緒に2マイルエイトクルーを組んでいるKT-N氏が初めて夜間練習に参加。スカルは未だ不得手につき、本日はエルゴとランニングをしました。エルゴは2ヶ月前の2000mトライアルで8分を切るのが精一杯でしたが、本日は2000m2発を8分ペースで漕いだ…

電池切れに反省

電灯の件では、不届き者クルーに注意しまくるおやじであるが、艇を揚げてから気づいたのだが、自分のライトが何と電池切れで消えていたではないか!やはり、電池切れ寸前であったのだ、大反省!!(何なんだコレは!③)今使っている電灯は、100金ショップの…

本日の乗艇

本日は、前の週より夜間出艇しているクルーが多かった。ちょっと困ったなと思ったのは、ライトを点けずに出艇しているクルーが以前より多くなって来たことである。(何なんだコレは!②)こういう不届き者クルーを見かけたら、「ライトが点いていないぞ」と注…

順風、逆風について

夕刻(夜)の練習ではいつも軽い東の風が吹いている。往路は順風、復路は逆風である。スカルはバランスを取るのが難しいので、おやじはバランスがピタッと決まる逆風の方が好きである。夜は景色が見えないから、風や艇が水を切る音、ハンドルに伝わるプレッ…

本日の夜間乗艇練習

本日は2週間ぶりに1Xでの平日夜間乗艇練習をしました。(右上の写真は以前撮った昼間の戸田風景=本日ではない) 戸田公園駅を降りて、意気揚々とT大艇庫に行くと、いきなりアリャリャである。6月6日の全日本選手権時に架設したテントの屋根シートがウッドデ…

評価

FISAのHPに掲示されている各種目の世界ベストタイムでクロスチェックしてみたが、上記算式で求めた各艇種間のタイム相関関係は概ね整合が取れている。(世界記録を出す様なレベルのクルーでは、技術レベル及び漕力レベルは概ね横並びと認識。) さて、今年の…

計算条件

全てのレースで無風のコンディションであったと仮定。 全ての種目で同じ技量レベルで漕いだと仮定。タイム差は単純に艇上で発揮した漕力差と看做した。(大艇と小艇の1Xや2-を同じ土俵で評価するのはちょっと厳しいとは思うが、割り切った。) 艇重、COX体重…

優勝タイムとエイトタイム換算の比較

種目 優勝タイム 8+タイム換算 (エイト6'00"換算タイム) - 8+(明生) 5'47" 同左 (6'00") 4+(関電) 6'36" 6'00" (6'36") 4-(明大) 6'21" 5'59" (6'21") 2+(東レ) 7'52" 6'24" (7'22") 2-(タカニチ) 6'58" 6'05" (6'52") 4X(中電) 6'13" 6'00" (6'13") 2X(…

全日本選手権優勝タイムの評価

6月6日に決勝が行われた全日本選手権の男子クルー優勝タイムをおやじなりに評価した結果を比較してみました。決勝当日は小雨が降り、風も穏やかであったこともあり、全てのレースが無風であったと看做して評価しました。(逆風で漕いだクルーの皆さんには申…

New Gripを使った感触:

6/6にこの新グリップで漕いで見たが、材質改善の効果があり、手の皮がベロベロ剥ける様なことは無かった。但し、それでも木製ハンドルに比べると密着性は強いので、慣れるまで、多少手の皮が剥けることは避ける事は出来ないと思うが、この手のダメージ度合い…

グリップ交換作業:

先ず、アジャスタブルハンドルのネジを緩めて、ハンドルをオールから取り外す。この際、中に入っているスリーブがオールと1対1の関係にあるので、番号をマジックインク等でマーキングしておく。さもないと、あとでハンドル、スリーブ、オールの関係がバラバ…

最新のSweep Oar用グリップ:

最近、戸田でも良く見かけるが、最新のSweep用グリップは上記の不具合をFeed Backし、木製ハンドルの感触に近いものとなっている。即ち、アウトハンドは固めの材質、インサイドはある程度密着性は確保しながら、硬めにし、耐久性を大幅に改善している。写真…

グリップを交換したオールについて:

T大で6年程前に購入したオールで、ハンドルはオール全長が調整できる様になっている。FRPで出来ているので、握りの部分がスカルと同じ様なラバーグリップになっている。スカルを漕いだ経験のある方なら良く知っていると思うが、このスカルグリップは滑らぬ様…

Sweep Oar アジャスタブルハンドルのグリップ交換

6月5日(土)、全日本選手権の準決勝観戦の合間を縫って、Concept製Sweep OarのAdjustable Handleグリップの交換作業を実施した。右上の写真はグリップ交換語のハンドル(オールから取り外して作業)とグリップ交換に使った道具一式。

 d = 28cm + (身長 - 178cm)/2

(例)身長174cmの場合、d=28+(174-178)/2=26cmとなります。 LBRCでは、艇を出す前に陸上でストレッチャー位置を調整できる様に、このd値を艇のデッキ上若しくはガンネルの内側に2cmピッチでマーキングしています。(おやじの5月29日ログに添付された写真に…

ストレッチャー位置(ヒールディスタンスの標準位置)

ヒールディスタンスd値というのはおやじ本人が勝手につけた名前です。このdの定義は右上の図に書いた通りです。図が小さいので分かり難いかもしれませんが、クラッチ軸の中心から靴の踵までの距離です。何人かの漕手のストレッチャー位置を調べると、身長17…

ストレッチャーの位置について

今日はストレッチャーの位置についてLBRCの考え方を紹介します。 LBRC(Light Blues Rowing Club)では、複数のクルーが1つの艇を共用していますので、漕手の身長に応じて、ストレッチャーの位置を都度変更することになります。普通は実際に乗ってフィニッシュ…

2Xと1Xの違いについて

平日練習として普段は1Xを使用しており、本日初めて2Xを使いましたが、トレーニングの負荷という点では低レートLP程度の負荷で漕ぐ場合は2Xは1Xに比べて大分楽に漕げるという事が分かりました。バランスが良いので、余計なところに力が入らないということも…

教え子SMZ君と2Xを漕いだ印象

彼とは初めて一緒に2Xを漕いだのですが、自分がコーチとして教えた漕手であり、違和感なくスッと気持ち良く漕ぎ出すことが出来ました。(ヨシヨシ②)強いて言えば、ミドルは良く押しているものの、キャッチので水の掴みが今ひとつ弱いのと、フィニッシュでの…

赤兎用のスカルオールについて

前回赤兎用に準備したオールを使用しましたが、オールはあまり感触が良くなかった(何なんだコレは①)。このオールは伊Martinoli社製?で、Conceptのスムージーオールもどきの形状です。(下記URLで参照できます。マコンブレードの隣のブレードで上端が折れて…

2X艇:赤兎の整備結果について

5月23日に整備した艇に本日初めて乗艇しました。真っ直ぐ艇が進まない、上手く漕げない等とT大漕艇部から惨憺たる酷評を受けている赤兎ですが、シート下にスペーサーを挟む等の対策を含め、キチンと整備した結果、バランスも良く漕ぎやすい艇であることを確…

2X乗艇練習

本日、私がHC時代の教え子のSMZ君と全日本大会前夜のガランと空いたポンドにダブルスカル(赤兎)浮かべて、悠然と乗艇練習をしました。本日のログは下記の通りです。

ダブルとシングルどちらが良いのか?

これは一概に言えません。トップレベルの漕手が選手権大会で覇を競う様なレベルで使用するのであればシングルアクションが良いと思います。しかし、シングルアクションの欠点は1年間フルに使うとベアリングの寿命が来てでコロがガタツキ始め、初期の滑りの…