Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

グリップを交換したオールについて:

T大で6年程前に購入したオールで、ハンドルはオール全長が調整できる様になっている。FRPで出来ているので、握りの部分がスカルと同じ様なラバーグリップになっている。スカルを漕いだ経験のある方なら良く知っていると思うが、このスカルグリップは滑らぬ様に手に良く密着する様な材質になっており、手の皮がグリップに馴染むまでは手の皮が頻繁に剥けるのである。スカルの場合は片手で一本のオールを握るため、このグリップの密着性が必要であり、手の皮が剥けることは甘んじていけ入れねばならない。一方、Sweep Oarについては、インサイドハンドでフェザーワーク中は、ハンドルをアウトサイドハンドの手の中で自由に回転させており、密着性は不要。インサイドについてはある程度密着性は必要なものの、耐久性が無いと困る。初期購入した時点でついていたラバーグリップ(黒いグリップ)はSweep Oarのこの特徴を良く考慮せずに採用したものであり、過度な密着性により、手の皮がベロベロに剥ける上に、耐久性も劣るなど、ユーザーから散々な評価を頂き、T大ではこのオールは永くお蔵入りになっていた。