6/19の朝(7時20分過ぎ)、荒川でシングルスカル乗艇中に、大曲カーブにて、W大の付きフォア艇を伴走していたコーチが乗った伴走モーターボート(逆走)と接触事故を起こしました。
幸い、接触する前にエンジン音に気づいた私が後方を振り返り、相手に大声を掛け、こちらも右へ回避すべくバウサイド側へ艇を傾け、ストロークサイドのオール少し引いた結果、ブレードが相手の船体(アルミ製)に少し当たった(擦った)だけで済みました。
私が回避行動をしなかったら正面衝突する危険性がありました。
以下、私の認識する接触するまでの状況:
1)私はSR17、艇速2:35/500m程度(B1 UT)で秋が瀬に向けて漕ぎ上がっていました。秋が瀬までの往路は川幅を6レーンに例えて、右側航行の2レーンで漕ぎ上がっていました。(復路は5レーンで下ります。右側航行遵守の為にそうしています。)
2)もうすぐ大曲カーブというところで、後方からモーターボートのエンジン音が聞こえました。「エンジン音が近づいてくるな」と思いストロークサイド側の後方を振り返ると、進行方向15mほど先にモーターボートがこちらに向かって走ってくるのが見えました。
3)咄嗟に大声で相手に向けて「〇×△!、当たるぞ!」と発し、艇をバウサイド側に傾け、更にストロークサイドのオールが相手の船体に当たりそうになったので、オールを少し引きました。
4)幸い、船体通しの正面衝突は回避され、私のオールのブレードが相手の船体を擦った程度の軽微な接触で済みました。
揚艇後にW大のモーターボート乗船者と監督と面談した結果も踏まえて、相手側の状況も追記します。
5)W大モーターには操船者、コーチ、ビデオ撮影者の3名が乗船。付きフォア艇を伴走。
付きフォア艇(この艇は右側航行遵守していた)のストロークサイド側(左側)を横並びの様な形で伴走していた。(要するにモーターは、大曲カーブをショートカットする様な形で左岸寄りを航行(逆走)していた。
6)フォア艇の左横を伴走していたことに加えて、操船者も含めた3名全員が、前方の安全確認を怠っていて、私の艇が漕ぎ上がってくることに全く気付いていなかった。
本件は、W大ボート部が日本ボート協会の安全環境委員会にインシデントリポートすることになっていますが、速報としてここに関連情報をアップします。
以下、事故状況を理解しやすいように関連画像を3件添付します。
1)W大との事故後打ち合わせ時に描いた事故状況のポンチ絵
2)GPS SpeedCoachの事故時データ画像(自宅に戻って、メモリーデータをPCにダウンロードして事故時のデータを確認しました。GPS便利ですね)
3)GPS位置データをGooglea MapにINPUTして事故位置をプロットした画像(事故後の打ち合わせで私が描いた事故地点と良く合致しています)
以上