藻対策フィンが本日届いたので、OB用エイト:天祐に装着した。
以下、要点:
1.藻対策フィンは、前縁角度45度で、エイトのオリジナルフィン(57度)より前縁角度が寝ている。
元のフィンはフォア用であり、面積はエイト用より小さい。
フィン装着後の前縁の角度を計測したところ、43度だった。(フィン取り付け部の船体が2度程度傾斜しているため:45度ー2度=43度)
元の59度のフィンに比べて、藻が絡みにくいことは明白。
先ずは日曜日の荒川での乗艇で、バランスや、直進性に問題がないかどうかをチェックしよう。
Empacher製フォア艇用フィンの前縁角度は49度。この前縁をカットして45度に加工。
手前の小さいフィンが今回試作した藻対策フィン(45度)。奥がエイト用オリジナルフィン(57度)
2.因みに東商戦の東大対校エイト(Filippi製F42型エイト)のフィンは、藻対策のため、Filippiフォア用フィンを取り付けた。(レース中に藻が絡むトラブルなし)
今日、このフィンの前縁角度を計測したところ、42度だった。基部の傾斜が2度なので、フィンの前縁角度は44度程度。
この艇は東商戦時に、フィン・ラダーに藻は絡まなかったので、今回天祐に取り付けたフィンも藻は絡まないと期待したい。
Filippi製F42型エイトに取り付けたフォア用のフィン。
3.天祐から取り外したオリジナルのフィンをよく見たところ、フィンの先端(下端)にコンクリートで擦った傷があった。
また、フィンがバウサイド側に少し曲がっていた。
恐らく、荒川での岸蹴り時にフィンをコンクリート石段に着底して少し曲げてしまったようだ。いつ曲げたかは不明。
この曲がりだと、バウサイド方向へ曲がるので、天祐クルーのバウサイド負けの原因の一つはフィンの曲がりだった模様。
天祐から外したエイト用フィン
バウサイド側にフィンが曲がっていた。
以上