Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

酷暑を脱し、練習しやすい環境へ

 9時07分

今日も乗艇練習の為に戸田へ。
7時前に戸田コースに到着すると、国艇前の船台は、出艇にむけた多くの艇が数珠繋ぎで並んでいた。
急ぎ着替えて、出艇準備。
7時20分頃に艇を担いで荒川に向かう。他の艇とは反対方向へ。
7時20分過ぎに荒川に艇を浮かべると、荒川に出艇しているクルーはほんの数えるほどしかおらず、非常に空いていた。

今日は満潮上げどまりの時間帯。
往路は若干の上げ潮。
秋が瀬到着時が満潮上げどまり。
復路は上げどまりから少し下げ潮に切り替わる時間帯。

風は北東~東北東2m程度。

天気は曇天で気温は25度~26度程度。
水面は他艇と殆どすれ違う事がない独占状態。
そして流れ、風共に穏やかで、非常に良好なコンディションだった。

今日のメニューはB1 UT漕、そして、B6 Race Pace。

いつもは下げ潮が多く往路は逆流でGPSの艇速が出ず、面白くないが、今日は若干の上げ潮なので、往路も艇速が出て気分が良かった。

B1 UT漕(笹目~秋が瀬~笹目間5.5km程度)の平均ペースは、2'33.9/500m, SR17.3。
フォーカスしたのは、1本1本、脚で確りドライブし、そしてフィニッシュでクリーンにリリースすること。
リカバリーでハイフェザーして、水面を擦らずに漕ぐ事が肝要。
手順としては、先ず右手を低めに下げること。これにより左手も下げる事ができる。
もう一つの要領が、左手を右手より早めにハンズアウェーして左手を先行させてフォワードすること。即ち、フランス式のリカバリー。
左手を先に出すと、右と交錯せずにクロスオーバーできるので、リカバリーのハイフェザーには有効だ。SR18以下の低レートならこのフランス式の左手選考のフォワードも実行可能。しかし、SR30オーバーのレースペースでは左手選考のフォワードはなかなか難易度が高い。
実際、リオ五輪金メダリストのPierre Houin選手もRace Paceでは左手リードのフォワードとはなっておらず、両手をほぼ同位相で漕いでいる。

SR17の低レートとしてはまずまずの艇速だった。

ラストのB6 Race Paceは、Ave.1'53.7/500m, SR33.9

Race Paceで留意したのは、レッグドライブメインで、上体・腕はリラックスし、高めに返して水面を極力擦らないこと。
レートは高めを狙ったが、コンスタントレートとしてはSR33辺りが上限だった。この辺りはやはり高齢化により素早い動きができなくなっているということだろう。

ラスト1本はスパートモードでレートを上げ、38まで上げた。

 7時25分、岸蹴り。
 8時13分、秋が瀬到着。水温26度。満潮・上げどまり。
 8時44分、復路・笹目橋通過。流れは殆どなし。
 9時07分、揚艇。

以上