GoProで横から漕ぎを撮影 - Oyajisculler's blog

f:id:oyajisculler:20190416102342j:plain

3月にGoProカメラを購入以降、シングルスカル乗艇では、毎回、GoProで自分の漕ぎを撮影してきた。
今回は、リガー・バックステーにGoProを取り付けて、自分の漕ぎ、特にハンドルワークを横から撮影してみた。

シングルスカルのバックステーはガンネル部の固定位置が低めなので、エイト艇などに比べてステーが大きく傾いており、カメラが斜めに装着される形となった。
動画を見る際に画面が斜めになって見辛い様に思われたが、PCに動画をダウンロードしてみたところ、然程、傾きは気にならなかった。

今日の荒川は丁度下げ止まりの時間帯。
往路は下げ潮で軽い逆流。
秋が瀬に到着した頃が丁度干潮で、復路は徐々に上げ潮に切り替わる時間帯で、往路、復路共に緩い逆流となった。

乗艇のメニューはいつもの通り、P@F付きUT漕とRace Paceより少し低めのレートでの1000m漕。

これまでは笹目～秋が瀬間は往路・復路共にP@F付きUT漕とし、Race Pace漕は復路の笹目下流で行ってきた。
しかし、平日の午前中でも笹目～戸田橋間はウェイクが出没し、曳波を被って1000mを通しで漕げないリスクが大きい。
そこで、今日は、復路のUTは大曲までとし、大曲～笹目橋間でRace paceの練習を行った。

この結果、Race paceで曳波を被ることなく良い練習が出来た。
また、前述の通り、丁度下げ止まりから上げ潮に切り替わる時間帯でRace paceを漕げたので、流れの無い環境でGPSの艇速を確認することが出来た。

さて、前段が長くなったが、GoProでの横からの漕ぎの撮影だが、以下の動画に示す通り、概ね確り自分のハンドルワークを撮影する事ができた。
漕いでいる最中は、船尾の目標物を真っすぐ見て漕いでいるので、自分のブレードワークやハンドルワークを目で確認する事が殆ど出来ない。
今回、GoProでside viewを撮影して、自分のハンドルワークやフィンガーターンの状況をよく確認する事ができた。

以下、自分の漕ぎのside viewを見た感想。

フィンガーターン：低レートのUT漕に関しては、あまり手首を動かさずにフィンガーターンでフェザー出来ていることを確認出来た。一方でRace Paceでは手首を少し使ったフェザーターンになっている。
フィニッシュのハンドルタップダウン：ブレード離水するためのタップダウンだが、ドライブはハンドル胸前10cmまでとし、残りのレンジでは脱力してブレード圧力をニュートラルとしてハンドルタップダウンしてリリースする事が狙い。今日の動画を見ると未だブレードにドライブ圧力が残った状態でリリースしている模様。今後はもっと思い切って脱力し、押し切り後はフォロースルー位のつもりでリラックスしてクリーンにリリースしようと思う。
forwardのシートスライド：フィニッシュでPauseを取っていることもあるが、UT漕ではハッキリした加速フォワードになっている。次回乗艇ではSR18以下でフィニッシュでPause無しでハンズアウェーし、スライド速度をもう少し抑えた漕ぎをトライしてみようと思う。
リカバリーでのハイフェザー：未だ、ブレードが低く、少し擦る傾向がある。今後はフィニッシュでユッタリ＆クリーンにブレード離水し、forward中のハイフェザーを実現したい。

次回は、また、GoProを船尾カンバスに装着して撮影しようと思う。

以下、今日の写真や動画：

　8時56分。GoProをS-sideバックステーに装着。バックステーが傾斜しており、カメラも斜めになった。