Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

6月3日PM:淀川ボート水域の艇庫訪問

昼食後はホテルから自転車で大川沿いを走り、淀川へ。

淀川は下流に水門:

淀川下流にある水門
 大川下流にある毛馬閘門

神戸大学の新艇庫:

この日、先ず訪問したのは、神戸大学の新艇庫。
2年程前に淀川河川敷近くの区画整理があり、艇庫敷地の区画整理により、艇庫を建て替えたとのこと。
間口は艇庫1棟分で、長さがエイト2杯分の非常に細長い艇庫。
2階、3階は食堂や合宿部屋になっている。

 艇庫脇に新人乗艇用の古いエイトが2艇、縦列で置かれていた。

神戸大学大艇主義ということで、艇庫内にエイト5艇、屋外にエイト2艇と合計7艇のエイトを所有していた。
尚、今年届いたばかりのEmpacher製エイト艇(アルミウィングリガー艇)が保管されていた。
アームとリガーの位置関係の問題で、Bowはリガーを外してアーム置きされていた。この辺りがウィングリガー艇の泣き所だ。
神戸大学艇庫見学の後、淀川に沿って少し上流に向かい、対岸の大阪工業大学の艇庫を訪問した。
 艇庫の内部

大阪工業大学艇庫訪問:

神戸大学艇庫から橋を渡り、大阪工業大学大工大)の艇庫へ移動。
 淀川:川幅は広く、戸田付近の荒川より川幅が広い様に見えた。
淀川は下流に水門で仕切られた堰があるので、1日の潮位の変動は30cm程度と少いということだった。

17時過ぎからは大阪工業大学でのリギング講習会。
リギング調整の対象は、今年購入したばかりのEmpacher製エイト艇。
リギング作業の基本に関して、実地で解説した。
 真新しいエイト艇:重吹。ガラス窓に当たった夕日が船体に反射して色味が少々おかしい。

 シート高を計測するポイントを解説。
 シート高を計測
 デッキにテープを貼り、Pin to Heelメジャーをマーキング。

艇のリギングの後は、オールのブレードピッチの計測・調整作業を実施。
大阪工業大学エイトの使用オールはFAT Smoothieブレード付きのSkinny Shaftオール。
今回のブレードピッチ計測に併せて、大阪工業大学はC2製Pitch Check(オール角度計測用架台)を購入していた。
今年購入したばかりのC2製オールのブレード角度計測を行ったところ、8本全てのオールが捻じれていて(スリーブの捻じれ)、スリーブを切削調整した。

 C2のPitch checkを床に置き、ブレードを載せる部分を水平になる様に調整。
 オールのブレードピッチ(基本0度)をチェック中。
 スリーブを”ノコギリヤスリ”で切削してブレードピッチを矯正。
 学生にも切削調整作業をやって頂いた。
 この学生は切削が上手かった。
 削ったら水準器でチェック。

以上