今日は戸田コースでの乗艇二日目。(3乗艇目)
明日から新人戦の予選が始まる。
今日も9時岸蹴りで午前中の乗艇練習を実施。
今日も良く晴れて清々しい天気。
風は北北西3m。風向きが不安定で北風(横風)となることもあった。
昨日の午後は、スタートから600mまでのレーンブイを設置する作業をしていたので、午後に2000mコーストレースが出来なかった。
そこで、今日の午前の乗艇で2000mコーストレースを行った。
W1X:田畑は、レースペース10本の漕ぎで、なかなかレートが上がらないというコメントあり。今日は岸蹴り前にインボードを5mm長くしててこ比を軽くしてみた。
- オール長さ:284cm不変
- インボード長さ:85.0cm→85.5cm
- リガースパン:158cm→159cm
9時頃に岸蹴り。
この時間帯は、未だ多くのクルーがコースに出ていた。
W.Upでの田畑の漕ぎを見ると、ノーフェザーフィニッシュワークやノーフェザーキャッチワークの漕ぎが昨日までより安定してきた。(昨日まではノーフェザー出来ずにフェザーを少しつけてごまかしていた)
漕ぎの姿勢、動きを見るに、昨日までより動きが良くなっており、オールの梃子比を軽くして改善した模様。変更が成功。レース前に試して良かった。
昨日の2回の乗艇で見つけた細かな課題とそれへの対応コーチングの内容を、本人も良く記憶しており、改善が見られ、少し動きがスムーズになってきた。
昨日までに見られた要改善項目:
- フィニッシュのブレードリリースでのハンドルタップダウンで、左手のタップダウン段差が右手より大きい。このため、フィニッシュ時にB-sideのブレードが先に抜けてB-sideがサイド負けして曲がる。対策:左右の手のタップダウン段差は両手で同じとする。
- ドライブは脚と腰のドライブを主体とし、腕は力まず”紐”とみなしてリラックスする。
- ドライブの押し切りはハンドル胸前10cmまでとし、残り10cmのレンジでは腕・上体を脱力してタップダウンして、クリーンにブレードをリリースする。
- ブレードリリース時のフェザーターンはフィンガーターン主体(指の第三関を伸ばしてフェザーする)として、手首を下げる動きは最小限に止める。
- タップダウンしたら腕を完全に脱力して、上体をリラックスさせ、リカバリーはハンドルを良く下げて返しを高くして、ハイフェザーして水面を擦らないようにする。
- 乗艇中はまっすぐ前を見て、横を見ない様にして、艇を真っ直ぐ進める。
2000mコーストレースでは、1Qと4Qをレースペーストし、2,3Qはレートを落として中間レートで実施。
現在、NorwayのBorch選手の漕ぎ・リズムを参考にレースペースの漕ぎをする様に取り組んでおり、今日の2000mの1Qでは少し動き・リズムが掴めた模様。
兎に角、脚・腰のドライブを主体として、腕をリラックスさせて軽いリズムで漕ぎ通すこと。
明日は雨という天気予報だが、確り、雨対策をして良いパフォーマンスを発揮しよう。
<今日の様子>
艇を担いで船台へ。着ているローイングスーツは北海道国体チームのユニフォーム、通称”もうもうロースー”。尻当ては通常内側に貼り付けるものだが、このロースーは外側にパッチしている。これが北海道スタイルか?(笑)
新人M1Xの久光。
エルゴのスコアがW1X:田畑と全く同じであり、明日のレースでは田畑とのタイムレースとなる。どっちが速い?
M4+クルーのW.Up。バランスが安定しない。
同上。
田畑のW.Up
10時03分。W1X田畑の2000mコーストレース。少し蛇行があるが、概ねレーンセンターを走っている。
同上
10時18分。M4+の2000mコーストレースのゴール前。ラストスパートはバランスが取れていた。
10時38分。Cooling Downの田畑。P@F付きUT漕でバランス安定の取り組み。
11時00分。揚艇後、小樽商大OBから借用中のCroker S39softオールのブレードを小樽商大カラーに塗装。
以上