Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

涼しい荒川とラフコン乗艇

oyajisculler2018-07-26

今週は、週末にかけて台風が関東地方を直撃しそうだ。
現在、台風は関東地方の遥か南方の太平洋上にある。
この気圧配置になると、巨大低気圧である台風が大陸の寒気を日本列島に押し下げるような形になる。また、曇天のため太陽光線が地上に届かいないので日中でも気温が低くなる。
このお陰で火曜日まで続いた酷暑が一段落。
今日の午前中は気温が30℃未満だった。

ということで、暑さが一段落したので今日は以前の様に6時起床、9時前に戸田艇庫到着のスケジュールに戻した。

戸田に着くと東北東の風が2〜3m吹いていた。
今日は大潮で午前中は下げ潮。
ということで、午前中の乗艇は下げ潮と東風が喧嘩して戸田橋〜笹目橋間は風浪が発達してチャプチャプとなると予想できた。
戸田コース乗艇に切り替えようかとも考えたが、今日も藻刈り船が出ていたのと、夏休みなので高校生クルーが沢山出ていたので、予定通り荒川へ。
波が高いが、ラフコンで漕ぐ練習をすることを目標の一つと考えた。

岸を蹴って漕ぎ出すと、やはり水面はチャプチャプしていた。
往路は逆流・順風。
水中は軽いが波が高いので少し漕ぎにくかった。
アップはノーフェザーフィニッシュワークとノーフェザーキャッチワーク。
波がある中でノーフェザーで漕ぐとブレード下端が波に当たってバランスを崩しやすい。
フォワード中は少し肘を曲げてブレードが水面を叩いても、強くバランスを崩さない様にリラックスして漕いだ。
ラフコンでの乗艇はリラックスと辛抱が肝心。

アップの仕上げはレースペースパドル10本 x 2と静止スタート5+10。
P10は、水面を擦らない様にハイフェザーするのと、肘を少し緩めて上体をリラックスし、脚と腰をメインにドライブする様に心掛けた。
レート32前後までは波が高くても何とか漕げた。
最後は静止スタート練習。笹目水門から笹目橋までの水路は徐々に川幅が狭くなるので波高が高くなる。この環境で静止スタートをするのはなかなか難易度が高い。
しかし、実際のレースでもスタート地点が風下になると波がある中でスタートする必要がある。従って、今日の様な漕ぎにくい水面でも嫌がらずに練習する事も必要だ。

笹目水位計から秋が瀬までは、いつもの通り、P@F付きの低レートUT漕。
今日は気温が26℃〜27℃、また、曇天で日差しが弱いのでレートを下げて1本1本強くドライブすることを心掛けた。
特に、大曲から秋が瀬の間は水面はほぼフラットで漕ぎやすかった。

秋が瀬で計測した水温は29.5℃。久々に30℃を切っていた。昨夜の雨で水温が下がった模様。

復路、大曲から先は強めの斜め逆風。水面も少しチャプチャプし始め、思う様に艇速が伸びなくなった。

笹目橋を潜ると、ラフコン水域に入る。

時折トップボールが波頭に突っ込み、バシャバシャ音を立てた。

フォワードでブレードが波頭に当たりバランスを崩しやすいので、高めにフェザーを返し、足(踵)でバランスを取るようにして、ラフコンの中でリラックスして漕げる様にフォーカスして漕いだ。

今日は久々に涼しい環境の中、良いラフコン練習が出来た。

 9時20分、岸蹴り。

 10時10分、秋が瀬到着。
 秋が瀬水温29.5℃
 10時45分、笹目水門前。下げ潮+東風で波高し


 11時02分、揚艇。
 潮が引いて川底干上がり
 よく見ると風浪で水面に波が出ているのが見える。

以上