Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

流れのある荒川でCAL補正実施:

水曜日のポンドでの1000m x 4で、天寵のタイムを陸上計測し、CAL補正を行った。
この結果、SR20以下の低レートUT漕でのCAL値1.025に対して、SR32〜35のレースペースに近い艇速・レートでのCAL値は1.76%減の1.007となった。
昨日PM実施した、荒川での2000mTTでは、天寵は微逆風の中、5'57"(CAL値=1.025)のタイムを出したとの報告があった。
しかし、1000m通過時のレートは36、泡空きは0.3枚程度であり、実艇速(1'33.5/500m)とSpeedCoach表示艇速(1'31"/500m)にギャップがある事は明確だった。
水曜日の1000m x 4でのCAL値で補正すると6'03"となった。概ねこれが妥当と思われる。それでも逆風下でのタイムなので順風なら確実に6分が切れる。

そこで、今朝の乗艇ではXL3に加えてGPSも同時に搭載して、レースペースでのCAL補正(同じ水域で往復で艇速をXL3とGPSの両方を計測。GPSは陸上計測タイムと見做す)を行ってみた。
この結果、SR40程度の高レートで行ったところ、ポンドでの1000m x 4と同じCAL値=1.007となることを確認できた。
従って、今後、荒川での乗艇練習をする際には、極力GPSも同時搭載して艇速データを取り、同じ水域での往復データ計測により、XL3(インペラー式)のCAL補正を同時に行うこととする。
GPSは全艇分は無いので、ポンドでレースペースに近い艇速でのCAL補正TTも行い、低レートUT漕でのCAL値とレースペースでのCAL値の2本立てで管理して行く方針。