Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

フィニッシュ加速の革命を!

oyajisculler2016-07-19

今朝は週一回のポンドでのCAL補正。週末から昨日に掛けて気温が上がったこともあり、今朝のポンド水温は28℃。
朝から生ぬるい風が吹き、薄曇りとは言え強めの日差しで、梅雨明けしている様に感じた。

今朝、出艇したのはエイト2杯、付きフォア2杯、そして女子スカル:E澤の5艇。
CAL補正TTは、2000mコース1往復半の6000mにて行った。

ポンド出艇なので、他大の乗艇の様子を見る事が出来た。
目を引いたのはW大の対校エイト。6月末の東日本選手権までは、あまり良い漕ぎでは無かったが、今朝のUT漕は、低レート(SR18?)UTで、1'42"/500m(順風)の艇速をコックスがコールしていた。
8名全員でミドルからフィニッシュに掛けてボディースイングで良く加速しているのが印象的だった。この漕ぎをレースレートに繋げれば、2000mレースでは5'50"程度のタイムは確り出してくるだろう。

さて、東大エイト2杯だが、低レートUT漕での艇速は1'46"〜1'48"/500m程度。2杯均等クルーの編成とはいえ、十分な艇速ではない。
出艇前に、”キャッチハーフは上体前傾維持したままレッグドライブし、フィニッシュハーフでボディースイングして艇を加速しよう”とフォーカスポイントを伝えたが、フィニッシュに向けての十分な加速は出来ていなかった。
どうも従来の漕ぎの延長線上で、フィニッシュハーフを少し強めに押せばそれで良いと中途半端な考えでいる模様。
それではダメで、これまでの東大のダメダメなフィニッシュハーフの漕ぎを刷新すべく、クルー一丸となって、死にもの狂いでフィニッシュハーフで爆発的なボディースイングを行い、艇を一気に加速させて突き放す取り組みが必要。1本でもそれが出来たら、死にもの狂いで次のストロークも同じ様に加速する。この革命的な取り組みを低レートUT漕の中で執拗に取り組み続ける必要がある。

”なせば成る為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり”。
W稲田が出来ているのだから、東大に出来ない理由はない。
W稲田がインカレで倒すべき相手である事を良く頭に置いて明日からの乗艇練習で必死に取り組み、東大の漕ぎに”フィニッシュ加速の革命”を起そう!
(SR20以下の低レートUT漕で、W稲田と同じ1'42"/500mを出し、その艇速を継続して出せる様になれば、革命が起こったとの考えて良いだろう。)

<動画>

M8+ 無限 
6000mTT: Ave.1'43.7/500m, SR29.7、2000mSS換算6'32.3, η79.4%
https://www.youtube.com/watch?v=iouZJ-oAy8o&edit=vd


M8+ 淡青(先週末の天寵クルー)
6000mTT: Ave.1'44.8/500m, SR29.6、2000mSS換算6'36.3, η77.9%
https://www.youtube.com/watch?v=wnGiaVVelD8&edit=vd


M4+ 柏葉 
6000mTT: Ave.1'59.9/500m, SR26.7、2000mSS換算7'33.1, η75.0%
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=6shYl4U2Vu4


M4+ 凌雲 
6000mTT: Ave.2'02.4/500m, SR26.5、2000mSS換算7'42.6, η69.9%
https://www.youtube.com/watch?v=T5YJ5edIeQM&edit=vd

W1x 荒幡(E澤)
https://www.youtube.com/watch?v=CipdeUuLY7g&edit=vd

以上