Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2000m TT実施

oyajisculler2017-05-17

今朝は全艇、荒川で2000mTTを行った。
エイト2杯は、大曲までアップし、大曲から下に向けてハンデ付き並漕で2000mを実施。

先週までの2杯の艇速は概ね3秒〜4秒/500m程度。2000mにすると12秒〜16秒程度。
そこで1500m付近で横並びになるように、スタートハンデを8秒として天寵を先にスタートさせた。
配置は、天寵を左、無限を右とした。(これが間違いだった)

スタートして直ぐは、無限のスタートダッシュが良く、天寵との差を詰めた。
しかしながら、300m辺りから、天寵が右方向に曲がり出し、無限の針路に侵入し、曳波をもろに被せ始めた。真後ろから見ると、天寵のB-sideの泡が無限の舳に当たる様な位置関係。
これでは無限を押し返す様な力が働き、無限の艇速が一気に低下。
その後、天寵の舵を左に切らせたが、後の祭り。無限は艇速が低下したまま上げる事が出来なくなり、その後は2艇の艇差が詰まることなくゴール。
タイムは、天寵が6'17"(効率97.6%)、無限が6'15"(効率93.5%)だった。
オープンエイトは先週末に天寵に乗り換えたが、バランス安定性が良く、今日もレート36で概ね良いリズムで安定して漕げていた。淡青から天寵に乗り換えてオープンエイトは一気にパフォーマンスが改善した。

今朝の2000mTTは本来、軽量級に出漕する無限のためのものだったが、スタート直後の曳波事件で、無限のTTは失敗となってしまった。
今朝のTTで天寵が良いパフォーマンスを示したことを勘案、また、無限の再トライアルのため、明日も2000mTTを行う。
並び順は、天寵のB-side負けが悪影響せぬように、右側(東京サイド)に天寵、左側(埼玉サイド)に無限とする。
大曲から1000m下流に旧黒船台前の左に曲がる小さなカーブがあるので、アウトカーブ側の天寵はスタート時に半艇身前に出させて並ばせる。これで同時スタートとすれば丁度1500m付近で並漕となる筈。
明日の早朝北北西の風が2〜3mの予想。今朝の北風3mより順風条件が良いので、今朝よりタイムが改善する事が期待される。
仮に天寵が今日並みの6'17"として、無限は天寵より12秒強速いので、6'05"以内のタイムが出せるものと期待する。

エイト以外の2000mTT結果:

M4-: 蒼天(艇速パフォーマンス&操舵の関係で滔天から乗り換え)
28km地点から下流に向けて斜め微逆風で実施、7'14.4, η76.9%
昨日までの滔天に比べ、Oが左足で舵を取ったので直進性が改善。艇速も改善した。

M1X: N田:
26km地点から上流に向けて実施。7'49.6, η90.7%

W2X: Spica
26km地点から上流に向けて実施。8'28.3, η77.8%

<写真>
 5時56分。無限のW.Up 北風2〜3m。
 5時57分。漁船係留所前の煙突。煙の棚引く方向から北風2〜3m程度と言うのが分かる。
 6時20分。1000m過ぎ、8秒差のハンデ内で逃げ切りを計る天寵。今日はSR36の良いリズムで漕ぎ切った。2000mSSタイム:6'17"。このクルーとしてはまずまずのタイム。効率97.6%。整調:山本のエントリーが削り込んでいた。確りキャッチから効かせよう。
 6時21分。旧黒船台前通過(1000m通過過ぎ)、未だ水が空いている。天寵はインカーブ。
 同上。
 6時23分。ラストスパート。
 ゴール付近。天寵が逃げ切り。

<動画>
無限
https://youtu.be/Vuado9b_RfY

天寵
https://youtu.be/kaGXffvNY5Q

M4-
https://youtu.be/CPCVl1ZMOj87

M1X
https://youtu.be/04TCgfJMPLk

W2X
https://youtu.be/ICvys4qwslQ