好順風に押されて好タイム出る

oyajisculler2017-03-20

今週はお花見レガッタの週。また、水曜日には東商戦前、最後のErgo2000m計測も行う事を勘案し、毎週月曜日のランニングトレーニングに代えて100分乗艇を行った。
メニューは6km漕（SR18)と、お花見に向けて1000mTT(SS付き）。
対校エイトと対校フォアはコンディションの良い荒川に出艇した。
荒川に出すと、天気予報通り風向きが南風に変わっていた。笹間橋通過以降は斜め順風となり、W.Upのパドルアップの艇速はいつもの早朝乗艇時より明らかに良い艇速が出ていた。
水温は、気温の上昇により、岸けり場前で15℃、大曲で13℃といつもより2度程高めだった。
即ち、順風と水温上昇の2つの条件が揃ったこともあり、1000mTTは好タイムが期待された。そこで、6km漕の前に、大曲から上流方向に向けて先に1000mTTを行うことにした。
1000mTTは、今回がお花見ﾚｶﾞｯﾀ前の最後の機会でもあり、良いタイムを出す事を期待し、以下の要領で行わせた：

静止スタートから思い切り飛ばし、コンスタントへの移行はテーパー上に徐々にレートを落とす。
中盤のコンスタントレートは、低レートＵＴ漕と同じレンジ、同じブレードワークがキープ出来るレートとする。即ち、レース時より少し低めのレート。
ラスト250mはスパートを入れる。
良いタイムを出してレースに向けて自信を付ける。

さて、スタート。南風の好順風（3ｍ程度）の中、瞬間トップスピードは1'16"/500mまで出た。コンスタントへの移行も概ねスムーズに出来、350m付近で1'25"/500m、SR37.5だった。中盤で少しドライブが緩み1'29"/500m, SR36.5辺りまで落ちたが、ラストスパートで盛り返し、平均艇速は1'25.5/500m, SR38.3となった。
SpeedCoachの1000m表示タイムは2'51.4。平均艇速に静止スタートロス2秒を加算した1000mSS換算タイムは2'52.9と、今回のお花見ﾚｶﾞｯﾀ目標タイム：2'52.5とほぼ同じタイムだった。
順風という好条件ではあるが、お花見ﾚｶﾞｯﾀに向けて天寵クルーには良い自信となった。

遅れて大曲に上がってきた付きフォアクルーも、エイト同様に大曲から上流に向けて1000mTTを実施。こちらも中盤に1'40"/500m以内の艇速をキープし、3'15"というなかなか良いタイムが出た。

1000mTT後に6km漕（SR18)を行ったが、斜め逆風のコンディションの中ではあるが、まずまずの艇速が出せていた。1000mTTで良いリズムを出し、これが頭の中に良いイメージとして記憶に残った結果、6km漕の方もパフォーマンスが上がった模様。

＜写真＞
　16時28分。笹目上流でパドルアップ中の天寵。数中を良く押してシャフトが良く撓っている。
　16時29分。同上。
　16時48分。大曲から上流方向に向け1000mTT実施。水面にさざ波が出来る様な好順風。
　17時04分。同じ条件で付きフォアも1000mTT実施。
　同上。
　17時10分。埼玉県南部漁協係留施設と土手の菜の花。
　17時11分。天寵の6km漕。斜め逆風の中、良く艇速が出ていた。1000mTTのイメージが頭に残っていたのだろう。
　同上。
　17時16分。1本1本強く押している証として、力強い泡が並んでいる。漸く対校エイトらしい漕ぎが出来てきた。
　17時25分。付きフォアの6km漕。彩湖水門通過。
　17時32分。
　同上。3番：Oのスクウェアリングが少々遅い。もっと早くスクウェアにしよう。
　17時37分。26.5km地点付近を通過。
　17時41分。6km漕のラスト。