Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

外傾1度の結果、フィニッシュ改善

昨日、スイープ艇はフィニッシュのWash out防止対策としてピン(クラッチ軸)の外傾を1度付けた。
この結果、フィニッシュでのブレード浮き上がりによるスリップが減り、最後までブレード一枚押せる様になった。
外傾1度によりスリップが減って有効レンジが伸びる事を確認できた。どうも東大漕手の漕技(上体の筋力や漕技が未熟)レベルでは外傾を1度程度付けた方が漕技が改善出来る模様。

選手に外傾1度を付けたことにより、どのように感じたかを確認したところ、大半の選手がフィニッシュでブレードが浮き難くなり最後まで確り押せる様になったとのこと。しかしながら、リリース時にタップダウン動作を確り行わないと抜けないので、タップダウンが要求されるとのこと。
一方で整調のO本は、”ブレードが抜けにくく、漕ぎ難くなった”とトンチンカンなコメントを発した。
コーチから見るとフィニッシュまで一枚決まって、スリップによる無駄な白い泡が出なくなり、ブレードワークが改善したと見えたが、長年、フィニッシュでwash outする漕ぎに成れ親しんできたO本にとっては、正しい漕ぎ、正しいリギングで漕ぐと違和感を感じた模様。
O本も正しい漕ぎを続ければ、正しい漕ぎに成れるだろう。何事も正しい理解と正しい動作が肝要だ。

今朝の荒川の水温は、秋が瀬:10℃、大曲:11℃、競艇場前:12℃。 
岸辺の柳の木の新芽がふき始め、荒川も春の雰囲気になってきた。