Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

フォア2杯での荒川乗艇:

昨夜、O内が盲腸を発症し、入院したのでSEIGクルーは出艇できず、木鶏と烈丈夫2杯での荒川乗艇とした。
前述の通り、雨が降って、視界が良くなかったこともあり、大曲までは暗くてブレードワークが殆ど見えなかった。
今週末のHoAに向けて昨日からレース艇に乗り換えた。荒川での乗艇は今日が初めて。
TOP COX艇なので、重心が下がり少しバランスが安定している筈だが、北北西の風と上げ潮が喧嘩して波が立ち、往路は少々バタバタして余り艇速が延びなかった。
往路は烈丈夫のアップとNF-UTに付いてコーチングしたが、強めの逆風と寒さで3年生は少し気が滅入った様で、艇速が伸びず、木鶏に次第に引き離された。秋が瀬で折り返すと順風となり、雨も少し小降りとなった。
フェザーつきUTを3km漕いだ後、大曲の少し上流からSR20での6kmAT漕に入った。
烈丈夫はジャンケンでアウトカーブ側となったので、1Lハンデをつけてスタート。
序盤はほぼ同じ艇速だったが、外環自動車道(緑橋)を過ぎる辺りから、フィニッシュに向けて良く加速する烈丈夫に対し、フィニッシュでブレードが浮いてwash outする木鶏は次第に遅れを取った。
http://www.youtube.com/watch?v=0CAXlCikmsM 烈丈夫:整調:フィニッシュで良く加速している
http://www.youtube.com/watch?v=s31aCMHCiN8 木鶏:整調, wash outするフィニッシュ
レース艇にして艇が軽くなったこと。また、順風で抵抗が減ったこともあり、艇速が上がりやすい環境。この環境でフィニッシュで勢い良く突き放し加速する漕ぎ(烈丈夫)とフィニッシュでブレードが浮いてwash outし、しかもフィニッシュの付き離しの弱い漕ぎ(木鶏)では自ずと早々に勝負が決まった。
現在使用中のスキニーオールはフィニッシュでベンドの戻りエネルギーを確り水中に戻して加速できる正しい漕ぎとwash outする間違った漕ぎの差が大きく艇速になって現れるオール。このオールを使いこなせる様になれば、ブレードワーク・漕ぎが上手くなったということ。
この冬場にスキニーオールを使いこなせるように努力しよう。
写真:(今日は雨が降ったので余り撮影できず)
 大曲付近を漕ぎあがる烈丈夫
 6kmAT漕(SR20)で並漕する木鶏(手前)と烈丈夫(奥)
 岸に着岸しようとする木鶏