Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Jr整調ペアのパフォーマンス良好

oyajisculler2017-02-01

今朝は荒川で乗艇練習。
今週一杯まで大学の期末試験があり、各クルーとも、1限試験を受ける者がおり、スカル組から代漕を立てた。
特に飛雲クルーは整調ペアのO本・O翔が試験で不在につき、ジュニアのA木・A石が代漕で整調ペアに入った。
急遽の代漕であり、また、エルゴの75kg換算平均スコアで、他の2艇より10秒程劣るので、6km漕スタート時のハンデを30秒としてスタート。
途中で詰められて抜き去られると予想したが、笹目橋までは初期の艇差のまま詰まらずに逃げていた、要するに艇速には差が殆ど無かった。
という事は、漕技・出力効率で、ジュニア整調ペアの飛雲クルーは、他の2艇より勝っているということ。
今年度ジュニアは人数が少ないので、ジュニア単独でのトレーニングは諦め、対校と一緒に、主にシングルスカル乗艇でトレーニングしている。
A木、A石は1X乗艇の艇速で、対校下位組と遜色ないので、1月からは無しペアにも挑戦させている。
特にA石は手足が長く、また、動きがスムーズなので誰にでも良く合わせる器用さがある。
H部との無しペアもこの冬場の無しペアクルーとしては最も良い艇速が出せる様になってきた。
青木も1X乗艇では既に対校下スカラーを凌ぐ艇速が出せている。
ジュニアのT中、M田の2名もスカル乗艇のパフォーマンスが向上している。
コックスのA治も、ここにきて漸く操舵に慣れてきた様だ。

以上の通り、今年のジュニアは人数が少ないが、冬場のシングルスカル乗艇で乗艇パフォーマンスを大きく向上させることができた。
後は体力を大きく向上できれば、強い学年になりうる。

さて、前段が長くなったが、付きフォアに伴走して秋が瀬鉄橋往復。
今朝の荒川の水温は、秋が瀬8℃、大曲8℃、競艇場前10℃。上げ潮。
気温は日の出前が0℃だった。風が殆ど無いのであまり寒さは感じなかった。

付きフォア3艇の並べは、前述の通り、ジュニア整調ペアの飛雲を30秒先行スタートとし、柏葉と凌雲は遅れてスタートさせた。(柏葉は凌雲と1L差のハンデを与えた)
飛雲は予想外に良い艇速を出し、結局後続に追い付かれることなく、余裕で逃げ切った。A木・A石のペアはレンジが長く良いリズムで漕いでいた。
柏葉はドライブの加速感が出せず、今朝も最下位だった。
凌雲は概ねいつものペース。
水温が少し高めだったのと、穏やかな順風だったこともあり、今朝はSR18にしてはなかなか良い艇速が出せていた。

<写真>
 6時30分。6km漕並べ。大曲から1000m下った辺り。1Lのハンデを貰った柏葉だが早くも凌雲に並ばれた。穏やかな北西風だったが、速めの上げ潮と喧嘩して水面には軽い波があった。
 6時32分。もうすぐ彩湖水門横。凌雲バウのA原は骨盤が後傾して背中が丸まってしまうため、座高が下がっている。
 6時35分。笹目橋の手前。柏葉はこの辺りで凌雲に水を明けられた。
 6時37分。先頭を行く飛雲。
 6時39分。競艇場前付近通過。3艇の間に大きな艇差がついている。一番遅れているのは柏葉。
 6時57分。スカル組、最後の半周。
 7時03分。E澤。今日はフィニッシュで両腕の肘を高く保ち、確り押し切ってからリリースする漕ぎが出来て良くなっていた。


<動画とコメント>

M4+ 飛雲
今朝の飛雲はバウのO以外は全員新2年生。整調ペアのA木・A石が良いリズムで漕げていた。
艇速は後続の凌雲とほぼ同等。柏葉より良い艇速だった。
ジュニアは冬場のシングルスカル乗艇の成果が出ている。Good!
6km漕(SR18): Ave.1'58.1/500m, SR18.8, 2000mSS換算7'26.4, η84.8% (Very Good!)
https://www.youtube.com/watch?v=9cVIOazPie8

M4+ 凌雲 (所期クルーのまま)
SR18の低めのレートだが、コンディションに恵まれ、1'57.9/500mと良い艇速だった。
4人の漕ぎが合えば、もっと艇速を伸ばせる。
6km漕(SR18): Ave.1'57.9/500m, SR18.6, 2000mSS換算7'25.8, η78.8% (Good!)
https://www.youtube.com/watch?v=T2nt0OVq95E

M4+ 柏葉
凌雲に1L差のハンデを貰ってスタートしたが、1000m過ぎに早々に並ばれ、追い越されてしまった。
全体的にドライブの加速感が不足している。もっと艇速を伸ばそう。
6km漕(SR18): Ave.1'59.2/500m, SR19.9, 2000mSS換算7'30.8, η76.3%
https://www.youtube.com/watch?v=wjol-FsPu0I

W1X E澤
フィニシュで、両肘のポジションを高く保ち、押し切る取り組みが出来ていた。この結果、先週よりパフォーマンス(艇速)が改善。
6km漕(SR18): Ave.2'33.1/500m, SR19.5, 2000mSS換算9'38.3, η72.0%
https://www.youtube.com/watch?v=W1UevIctYWA

W1X K林
ラスト1周の漕ぎを見た。フィニッシュでのボディースイングは良かったが、ブレードが浅くなり、ブレードがスリップ気味だった。ブレード一枚押し切ってからクリーンにリリースしよう。
6km漕(SR18): Ave.2'30.5/500m, SR19.5, 2000mSS換算9'28.5, η71.7%
https://www.youtube.com/watch?v=hBvVXU-6e5o

J1X T中
M田との並べは勝っていたが、もっと骨盤立てて、しっかりボディースイングしよう。
6km漕(SR18): Ave.2'25.0/500m, SR17.6, 2000mSS換算9'07.8, η64.1%
https://www.youtube.com/watch?v=pwCHS7P_0YI

J1X M田
フィニッシュハーフでの加速感をもっと出そう。
6km漕(SR18): Ave.2'26.6/500m, SR19.2, 2000mSS換算9'13.6, η60.1%
https://www.youtube.com/watch?v=vc235-5-RJU