Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

インカレ小艇種目のエルゴ基準

oyajisculler2016-07-26

今年度からインカレでも2人乗り以下の小艇種目に関しては、エントリーの際にクリアしなければならないエルゴ2000m漕の基準タイムが設定された。

即ち、

  • 男子: 7分00秒切り
  • 女子: 8分00秒切り

但し、

  1. 距離:2000m
  2. 使用機種:コンセプト?社製 ※整備済のこと
  3. 測定期間:平成28年8月11日(エントリー最終日)まで
  4. 測定場所:実施者が定めること
  5. 立ち会い:監督またはコーチが立ち会いを行う

エルゴマシンは、コンセプトII社製と規定されているだけであり、Slider使用の可否やDynamic機種の使用可否に関する規定が無い。
この規定だけだと良く分からないので、私の方から日ボ競技委員会に電話で確認した。

確認の結果、7月15日付日ボ要件書(公式エルゴ記録の測定・提出について)に記載の通り、今年度に関しては、”使用機種:コンセプトII社製”を使う事が要件であり、”Sliderの使用有無や、Dynamic型を使用するかどうかに関しては問わない”との回答を得た。(来年以降は、全国マシンローイング大会と同じ要件(Model-D乃至はEを使用し、Slide不使用)とする方向の模様)

ということで、Sliderを使って測定した記録でもOKであることを確認した。

未だ規定タイムをクリアし ていない男子3名及び女子2名は、Sliderを使用して基準タイムをクリアする事を狙ってみよう。
Sliderを使うとレートを上げやすくなるので、結果として男子シニア選手で、2000mタイムが3〜5秒程度改善する模様。(Test scores on the sliders will be faster by several seconds (3 to 5 seconds faster for elite rowers on a 2K test).

Slider使用によるエルゴスコアの改善関連情報:
http://www.row2k.com/columns/607/Coach-Kaehler--An-erg-is-an-erg-/#.V5YS6Hzr3IU

現在、規定タイムをクリアしていない選手:

  • 男子=T橋、H比谷、H部
  • 女子=E澤、K林

<男子に関する補足>

男子漕手25名中、現在、規定をクリアしている漕手は22名。未達は3名。
インカレエントリー種目の予定:8+, 4+, 4-, 2+, 2-, 1X 以上21シート。

残りのインカレ種目は、4X及び2X

  1. 未達者3名の内、1名のみクリアした場合は、2Xにエントリーし、未達者2名は補漕専任。
  2. 未達者3名の内、2名のみクリアした場合は、スコアの良い順に2Xを編成し、エントリー。エルゴ下位者2名は補漕専任。
  3. 未達者3名全員がクリアした場合は、4Xにエントリー。補漕専任者は無し。(東大部内自主ルールで、インカレや全日本の出漕基準を7分切りとしている)

以上