今朝は荒川で乗艇練習。
昨日までのどんよりした天気と打って変わって、台風一過のような快晴となった。
朝、5時25分頃に岸を蹴った時には、戸田橋方向から強烈な朝日が射して眩しいほどだった。
さて、軽量級:無限とオープン:天寵は、2杯並漕で秋が瀬高圧線往復。
本メニューは、レースレートでの250m x 12。その後休憩を挟んでSR30での2000m漕。
今朝は珍しくH政大学の艇が多数、荒川に出艇していた。
北西の風が3m程度吹いており、上げ潮と喧嘩して水面は少しチャプチャプしていた。
最初の本メニュー:250m x 12は、秋が瀬下流にある枯れた竹林から下流方向に向けて実施。
今日の本メニューは全て順風で実施した。
さて、250mのインターバルはレースレートのSR37〜38で、1本1本の出力を上げて、トップスピードを出す事を狙った。
期待して見ていたが、無限は、250mスプリントトレーニングにも関わらず、1本目はコンスタントに落としてから、1'30"/500mというテイタラク。
一方、天寵の方は無限の並漕パートナーとしての役割を確り果たし、1'25"/500mをキープ。最初の2本は天寵が取った。
天寵が良い艇速を出したというより、無限の艇速が全く伸びなかった。
これには伏線があり、秋が瀬までUTで漕ぎ上った後、250mのスプリント系インターバルに向けて、アップする時間(距離にして1500m)を取った。
天寵の方は、レースペースのアップを確り行っていたが、無限の方はダラダラとただ漕ぎ下るのみで、本メニューに備えた確りしたアップをしていなかった。
この辺りは、コックスがメニューを理解して、必要な準備しているか否かの差だ。
無限は3本目辺りから、体が温まり1'24"/500mの艇速が出た。即ち、最初の2本はW.Upになってしまったということ。
250m x 12の艇速結果は以下の通り:
軽量級・無限:平均1'25.6/500m, SR39.1, 2000mSS換算6'12.0, η98.7%
OPEN・天寵:平均1'25.8/500m, SR40.2, 2000mSS換算6'12.6, η100.0%
その後に実施したSR30での2000m漕の結果は以下の通り。
軽量級・無限:平均1'36.2/500m, SR31.6, 2000mSS換算6'27.0, η87.2%
OPEN・天寵:平均1'37.1/500m, SR33.2, 2000mSS換算6'30.3, η86.6%
水曜日にコックスを入れ替える前は、無限の方が天寵より3%程度、効率が良かったが、コックス入れ替えで効率が逆転乃至は同等になった。
艇速や効率という数字の上でも2艇のパフォーマンス関係に明らかな影響が出ており、コックスの力量の差が大きい事が見えた。
本来、東大の対校コックスどおしであるので、高いレベルで拮抗するのが望ましい姿だが、上記の通り、明らかに差が出ているの実状である。
軽量級クルー・無限は2週間後にレースが迫っているので、コックス選考でモタモタしてパフォーマンス改善で足踏み乃至は後退している暇はない。
従って、土曜日早朝の乗艇練習のエイト並漕で、コックス入れ替えによるシートレースを行い、軽量級エイトコックスの選考とする。
<写真>
5時24分。岸けり。水温21.5℃
6時05分。秋が瀬に向けてUT中の無限。先に出艇した法政クルーとすれ違った。
6時11分。秋が瀬高圧線で折返し。水温19℃。
6時14分。折り返し後下流方向で向かう。日差しが眩しい。
6時30分。緑橋下流。(水温19.5℃)並漕する2杯。手前は無限。
6時32分。同上。手前は天寵。ジュニア2名(M野、H部)は上級生と漕ぎ、京大戦エイト入りに向けてパフォーマンス改善中。
6時36分。
6時42分。競艇場前通過。
6時46分。26.5km地点付近。
6時58分。2000m漕の終盤。右:天寵、左:無限。
7時26分。納艇。