Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

早朝乗艇@ポンド

ジュニアの付きフォアをメインに指導した。
平均体重71kg弱の軽量クルーであり、大型艇の木鶏より、小型艇のSEIG(鉄門から借艇)の方が水線下の濡れ面積が小さく、抵抗が小さく艇速向上すると見て乗り換えを実施。昨夕の乗艇と今朝の乗艇の2回漕いだが、バランスを取るのが難しく、バランス不安定でバタバタしてレンジが切れたことと、レートも上がらない結果となった。1000m x 2を行ったが、1本目3'37"、二本目3'32"と、全く艇速が上がらなかった。もうレースが近づいており、今ここでSIEGが乗りこなせる様に努力するのも時間の無駄なので、SIEG乗り換えは諦め、元の木鶏に戻すこととした。木鶏とSIEGの特徴・性能を東大所有のエイト艇に例えると:

  • 木鶏: 大型クルー用の艇で、長さが長く安定性が良い。抵抗性能は必ずしも一番ではないが漕ぎやすい艇。
  • SIEG: 軽量クルー用の艇で、長さ・幅共に小さく、喫水が深い。抵抗性能はピカイチだが、バランスを取るのが難しく、未熟なクルーでは漕ぎこなせない。

また、今日から編成替えした対校付きフォア(ジュニアフォアの練習パートナー)には、仙台大合同練習に参加した3名が乗艇。仙台大仕込みのフィニッシュ加速ドライブを東大の他の漕手に伝える事が目的。しかしながら、今朝見た漕ぎは従来の東大クルーの漕ぎと同じく、フィニッシュの加速感が今一だった。フィニッシュで”支える”テクニックが上手く出来ていない模様。