Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

3) シートレース要領

初日の土曜日は、上記8名で付きフォアを2杯編成し、1500m を5回行って、各シートを入れ替えて、4位と5位の対戦、6位と7位の対戦を行う。二日目のシートレースは、初日の結果を見て決める。原則的には、勝った者通しの対戦(エイトボーダー戦)と、負けた者通しの対戦(フォアボーダー戦)とする事を予定している。
どのタイミングでどのシートを入れ替えるかは、コーチがその場で指定する。
シートレースの勝敗は、先ず、シート入れ替え前後で、2艇の勝敗が入れ替わった場合、二本とも勝った者が勝者、負けた者は敗者とする。
シートを入れ替えても2艇の勝敗が入れ替わらなかった場合は、漕手対戦は1勝1敗となるので、平均艇速、艇差の合計値でのチェックを行い、総合的評価し、最終的には、HCが判断する。

尚、途中にカーブが入ると勝敗が分かりにくくなるので、前回通り、1500mを直線で取れるコース取り、即ち、スタートの位置取りとゴール方向の目標物設定を行う。
上りコースは容易だが、下りコースでは、28km地点を埼玉岸近くから東京側へ向けて斜めに突っ切る様なコース取りとなるので、途中で他の練習艇に迷惑が掛からぬ様に注意して実施する。
エイト確定者の男クルーは、当然艇速優位であるので、シートレースクルーと同じ艇速で競う為に、シートレースクルーの指定レート33より2枚乃至は3枚落とさせる。この低いレートで同等の艇速を出す様に全力を尽くす。
(男がシートレース艇と同じレートで漕げば、当然、水が開いて後続艇に曳き波を被せてシートレースそのものに影響を与えてしまう。その対策としてレートを落とさせる)
三杯並漕の並びは、川の流れのレーン差の大きな1番岸寄りのコースに、男クルーを置く(下りの東京サイド、上りの埼玉サイド)
5本とも静止スタート付きとする。スタート5本のレートは自由とするが、6本目からは指定レートとなる様にレートをコントロールする。
レストは、クルー入れ替え後、8分後に次のレースをスタートする。
シートレース艇の何れか一方にインペラーにゴミが噛むなどのトラブルがあった場合は、問題の無い艇の方の距離を正とし、シートレースを続行する。最後の艇差をコーチがチェックして勝敗を決める。
漕手は5発ともに全力で漕ぎ、精度高いシートレースとなる様に、全員で努力、貢献すること。