Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

シートレース二日目

先に述べたクルー2杯でシートレースを実施。

初期クルーでのレース。上記の初日午後のコーチングの成果がでたか、烈丈夫クルーが、良い漕ぎを見せて木鶏からリードを奪った。水を開けることは出来なかったが、1L近い差を付けて一着でゴールした。二年生は京大戦フライ明けから付きフォア乗艇、4日目だが、砂が水を吸い取る様に、短時間で漕ぎが良くなりつつある。しかし、二年生の乗ったクルーはレートを33まであげきれないと言う課題は依然として克服出来なかった。

次に、3番を入れ替えての二発目。乗り移った木鶏が序盤から勢い良く飛び出して、リードした。ゴール時には約3艇身の差を付けた。一方の漕手が連勝し、シートレースに勝った。
3発目は、整調を入れ替えた。このレースでは乗り換え前後で2艇の勝敗に入れ替えは発生しなかった。艇差だけ見ると僅かに一方の方がリードを広げたかに見えたが、何れも水が空いた状態での艇差であり、途中の航路差などがある状況を勘案するとほぼ同等と見た。また、揚艇後の両者の平均艇速を見るともう一方の方が少し良い艇速示していた。以上より、現時点では同等と見た。

4発目は、バウを入れ替えて実施。1000m付近で烈丈夫の整調 のシュープレートがストレッチャーから外れてしまい、シートレース中断。事故と言うより整備不良だ。まあ、本番レースでなくて良かった。これまでシートレースではこの様な事故は無かったが、今回、発生。ボートは道具を使うスポーツである。特にストレッチャーは最大の出力源であるレッグドライブを支える重要な支点。この様な故障が発生する前には予兆が必ずある筈である。それを感じ取れなかったという事はオアズマンとして、まだ玄人の域に達していない証拠だ。全日本で優勝するには道具を使いこなすという意味でも日本一の領域に達する必要がある。

以上の通り、バウの対戦は、1000m迄の艇速で評価。一方の方がやや良い艇速だったが、ほぼ同等と見る。
第5レースの2番の対戦は出来なかったが、現時点では、少し4年生の方が2年生より上位と見る。
以下、本日のシートレースの様子:
<動画>
> 一発目 
https://www.youtube.com/watch?v=UUWWAjj5HoI&edit=vd

> 二発面 
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=7sazT1juhHc

> 三発目 
https://www.youtube.com/watch?v=OzVJkSVJ8ZI&edit=vd

> 四発目 
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=4ceAclBOii0

> 五発目 
https://www.youtube.com/watch?v=dzMUZlrVB6w&edit=vd

<写真>
 1発目の中盤(手前の烈丈夫が徐々にリード)
 同上。1000m付近
 2発目の序盤(真ん中の木鶏がリード)
 3発目
 4発目の序盤
 同上、中盤