Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

東商戦ジュニア敗北

oyajisculler2013-04-28

東商戦が開催された。
北北西の風が3m程度、即ち、斜め順風。
気温は20度前後、良く晴れて絶好の対校戦日和となった。

さて、おやじの指導するジュニアエイト。
前日までの仕上がりも上々、満を持してのレース本番となった。
岸蹴りでは、「戦わんかな時至る」を歌って送り出し、W.Up開始。
6か月準備してきた対校戦であり、当人達は若干、緊張気味だったが、元気よくW.Upしていた。
パドルのアップ中に7番オールのツバが欠けるというトラブルが合ったが、自転車で伴走するコーチが持っていた工具で直ぐに修理して、発艇へ向かった。

さて、スタート。
5本・10本では東大の加速が勝り、若干東大がリードしていた。
このまま、ドンドンリードして欲しいとみていると、150m過ぎ辺りから一橋クルーがグングン加速し、ミルミルリードしていった。
対する東大の方は、若干、動きに硬さは見られるものの、練習時より半枚〜1枚程度高めのレートで、一橋を追っていた。
500mでは1L程度の差。
2Qで差を詰めたいところだが、差が徐々に開いていった。
明らかに一橋大の方が力強い漕ぎだった。
東大クルーの500m、1000mラップを取ったところ、6'20"を切れそうなラップで漕いでいた。即ち、順風の条件ではあるが、こちらはベストタイムの艇速で進んでいた。
一橋がジュニアとは思えない様な素晴らしい艇速を出しているという証である。
1000m過ぎでは2L程度の差が開いており、最早、逆転できる艇差ではなくなった。
対校戦であり、勝負ではあるが、もう一つは4月時の挑戦目標タイム6'21”を達成すること。1000m以降はタイムを狙ってジュニアクルーを応援しながら伴走した。
エイトレースでは、隣のレーンの艇との差が2.5L(約40m)以上開くと、先行艇の曳波を受け、後続艇は漕ぎ難くなり、艇速が鈍る。
この影響で1250m辺りから艇速が鈍り、艇差が更に広がった。
1500m過ぎでは、疲労からB-sideにブレード操作ミスが出て、ミスオール。ここでまた艇速が鈍り、差が広がった。
結果は、優勝した一橋ジュニアが6'08"。これは東商戦ジュニアエイトの新記録。ハッキリ言って、一橋ジュニアがこれほど速いとは全く想定していなかった。
対する東大ジュニアは6'21"で、タイム的には4月の挑戦目標タイムオンラインで達成した。これで勝っていれば万々歳なのだが、13秒もの大差での敗北となってしまった。
うーん、残念!

これはもう、一橋ジュニアに脱帽するしかない。
因みに彼らは6'10"を挑戦目標として取り組んできたとの事。

対校エイトの方も一橋大が5'53"という圧倒的な速さで優勝。勿論、これも東商戦新記録。

次は6月の京大戦。
今回の結果を受け、遅ればせながら、一橋大ジュニアの艇速にキャッチアップすべく、更に頑張って取り組みたいと思う。

以上