Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

稲門と並漕練習

oyajisculler2012-10-13

今日はLBRCエイトの練習日。今週は稲門ミドルと荒川で並漕練習を行った。経緯詳細は良く知らぬが、LBRCのO塩SBMと稲門取りまとめの間で話し合って決めたらしい。
メニューは、秋が瀬M字往復だが、折り返しは大曲ではなく、2km下の彩湖水門辺り。即ち、全行程で26km程度。LBRCでは、毎週22km漕いでいるので、それに毛が生えた程度だ。
早速、着替えて出艇準備。このところ、COX BOXが不調だったりしたので、出艇前に入念にチェックを行った。
相手の稲門が早大艇庫から出艇するのを確認した後、我が方も艇庫を出発し、荒川へ。
今日は北西の強めの風が5m近く吹いており、水面はやや波立っていた。湿度も低めで風が強いので肌寒い天気。全身運動のボートには、程よい涼しさ。 正にスポーツの秋だ。
岸を蹴って、W.Up開始。ノーフェザーフィニッシュワークを行うと、何やらいつもと様子が異なり、バタバタしてバランスが取れなかった。どうも今日はバランス不安定で前途多難な予感。
今日のLBRCクルー構成は以下の通り:
C:F田、S:U家、7:O塩、6:K登、5:W林、4:M尾、3:M、2:Y野、B:S本
以上、平均年齢約49歳。
対する稲門は平均年齢47歳位か?
先ずは大曲から秋が瀬に向けてパドル短漕20本*5セット。当方、コックスがちゃっかりインコースに位置取り。メニュー開始。負けたくないので1本目はSR34程度の高めレートで入った。概ね同艇速だが、最初のダッシュ3本の加速分だけ当方が出た感じ。似たような展開の下、秋が瀬鉄橋到着。
次のメニューは秋が瀬から大曲まで2.5kmで、ライトパドルによる追い抜き。こちらもインコースを取ったが、何故かイメージと異なり、抜き去るのに手間取った。あらら・・・
次は大曲から下に向けてパドル2分漕X2セット。
1本目は静止スタートで得意とするところだが、何故かハイピッチからの落とし際でバランスを崩して失速。結局、水を空けられて負けてしまった。
2本目はランニングスタート。今度はリズム良く漕ぎだし、序盤で少しリードしたが、又しても中盤でバランスを崩して失速。半艇身ほど負けてしまった。
彩湖水門辺りで折り返し、大曲まで各クルーで回漕。何故か稲門がなかなか来ない。少し待つと、ようやく大曲に到着。稲門クルーが言うには、漕手一名が脚をつってしまい、最後までメニューを遂行できないかも知れないとのこと。
(後の懇親会で聞いたら、稲門の普段の練習では14km程度しか漕いでいないとの事。 この時点で14kmほど漕いだので、習慣で体が限度に達したらしい)
さて、これを聞いた我がLBRCクルー、俄然やる気満々となった。その後の大曲→秋が瀬のパドル20本5セットでは、リズムも良くなり、5本全てを取る勢いで取り組んだ。(実際には5本中、3、4本取ったと思う)
秋が瀬で折り返し、今度は岸けり場上流の高圧線まで8km強の距離による追い越しパドル。
北西の風が強まり5〜6mほど吹いていた。このため、水面はかなり波立っていた。しかしエイトなのでこの程度の波は問題無し。
メニュー全体を通して、こちらの勝ち越しのイメージに持ち込むには、この追い越しパドルで相手を圧倒する必要あり。という事で言わずもがなにクルーに気合いが入った。1L Behindの状態からパドルレートで相手を追い越し、1L差以上つけたところで、抜かれたクルーがレートを上げて抜くという繰り返し。我がクルーはSR26から入り、抜き去る頃には更にSR28までレートアップして一気に抜いた。抜かれる際にはSR18に落とす約束だったが、なかなか18まで落ちず、20程度で漕いだ。
追い抜きのイメージは、当方の追い抜き時間10に対して稲門は13〜15のイメージ。即ち、相手の休み時間は短く、稲門はどんどん消耗していった感あり。
高圧線までラスト1km辺りでレートフリーでスパート合戦という事になった。どうもCOX間でそのように打合せしていた模様。
おやじにしてみれば、東大現役時代の週末乗艇の戸田橋一発のイメージとドンピシャ。 これに勝たねば美味い酒が飲めない!
という事で、レートフリーになった瞬間に間髪を入れず、COXに2枚上げを指示。SR30まで上げてペースアップ。相手の稲門もCOXの読み上げるレートは30オーバー。相手も応戦してきた。こうなったら負ける訳には行かない。
残り400m、中大艇庫裏手の水路が狭くなった辺りから波高が高まり、隅田川早慶戦のようなラフコンレースの様相となった。我がLBRCクルーのVirtu号がFilippi製のF9型。乾舷が高くラフコンに滅法強い。という事で、ここで脚けりを入れて一気に艇差を広げる戦術を入れた。これが決まって最後は2L以上の差を付けてゴール! ボートは勝ったほうがええ!
今日も気分良く揚艇することができた。

乗艇後は国谷で並漕相手の稲門と懇親会。巻頭の写真は懇親会での乾杯。
稲門メンバーの話では、彼らは普段は鶴見川で漕いでおり、荒川での距離感が全く掴めていなかったとのこと。 特にラストのレートフリーによる高圧線一発では、残り距離が分からぬまま、(また、ヘロヘロの状態であったので)、高めのレートで漕がされ、最後は戦意喪失状態だったとのこと。
今日も乗艇後に気分良く酒を飲むことができた。
以上