Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

稲門ミドルと並漕練習

oyajisculler2011-10-09

昨日午後はボートの打合せあり。その後、議事録係のS氏を誘い夕食を兼ねて一杯やった。どうせ飲むならボート談義に華を咲かせようと、T塚氏とH山氏も呼び込み4名で酒盛り。8月以降のメインレース:インカレ・全日本・国体のレース結果とその評価について、勝手な考察を語り合い、大いに盛り上がった。
さて、前段が長くなったが、今日はLBRCエイトの乗艇練習。普段は土曜日だが、皆さん土曜日の都合が合わなかった様で、日曜日午前の練習となった。たまたま、今日は稲門ミドルの練習が戸田で行われるため、双方申し合わせて、荒川で並漕練習を行うことになった。このため、昨夜は戸田の東横インに泊まり、ゆっくりホテルで休憩をとって本日の練習に臨んだ。
並漕を含んだ本日の練習メニューは以下の通り:

  1. W.Up:いつものメニュー(ノーフェザー・両舷でのフィニッシュワーク、パドルアップ、静止スタート練習、低レート:SR18でのLP
  2. パドル短漕:20本*5セット(稲門と並漕)
  3. パドル短漕:30本*4セット(SR34)(稲門と並漕)
  4. 1000mレースシミュレーション(コンスタント:SR34)(稲門と並漕)
  5. 500m x 2:(SR30未満)(LBRC光と並漕)
  6. その後は、岸蹴り場までLP

さて、今日は#7番:T中氏がお休みだったので、#7は我がクルーの最巨漢97kgのM氏を#Bから引っ越し。#Bには我がクルー最若手:K藤氏(31歳)を充て、B-side負け対策とした。また、B-side1名欠員の補充は#3にT北大OBのN江氏を充てた。S-sideはいつも通り。この結果、今日はB-side負けが一切無かった。さすがK藤氏、若いだけに力がある。
今日は並べるため、W.Upから皆さん水中に力が入り、SR19のLPで2'00"/500mを切る艇速が出た。おーヨシヨシ!大曲に到着し、そこから並漕開始。(並漕は大曲〜笹目橋の間で実施)
最初のパドル20本は、一発目をSR30〜31の低めレートとし、その後2発目以降、レートを1枚ずつ上げる形式で実施。稲門とはほぼ横並びで差が無かった。(稲門の方が1〜2枚レートが高かった気がしたが。。。)こちらも普段より水中に力が入り、艇速はいつもより5秒/500m程度速かった。先週まではレートは32までしか上げていなかったのでSR34, 35に上げた時にはフォワードで力んで水面をバタバタ擦ったりした。
笹目橋より折り返し、今度はパドル30本*4セット。1発目だけは静止スタート付きとした。LBRCでは毎出艇のW.Upの中に静止スタート練習を織り込んで慣れているためか、静止スタートはLBRCの方が速かった。しかし、その後のコンスタントの艇速はほぼ同等。稲門さん、なかなかやるな!
その後の30本はSR34前後でのコンスタント。こちらはSR34のリズムに慣れてきて、硬さがすこしずつ取れてきた。しかし、稲門の方も高めのレートで頑張って漕いでいるので、殆ど差が無い状態。やはり並漕は良い練習になる。当たり前の様に川で並べている訳だが、双方のコックスの操舵・操船技量が良いので確り並んで漕げるというものだ。
最後は、本日のメインイベントは1000mレースシミュレーションの3分30秒漕。ここで負けては元全日本エイトチャンピオンが多数乗るLBRCの面子が立たない。比較的優位にある静止スタート+ハイピッチで一気にリードし、逃げ切る作戦を取った。さて、スタート。クルー内で申し合わせた通り、スタート・ハイピッチで頑張る。ハイピッチのレートは40まで上がった。コンスタントへの落とし際もSR36程度。コンスタントに入るとあまり差が広がらなかったが、300m付近で足蹴りを入れ、また少し差を広げた。後半は相手を見ながら少しずつ差を広げ、最後はレートを上げながらゴール。見た感じでは2/3L〜逆カンバス位の差を付けて勝つことが出来た。おーヨシヨシ。尚、SpeedCoachで1000mのタイムも取ったのだが、整調のおやじがキャッチポジションを取る前にSTOP解除を押したらしく、又してもGoが掛かる前に時計がスタートしてしまった様だ。イメージ的には3'20"程度と言ったところ。今日はほぼ無風だったのでまあまあか?
やはり並漕練習は水中に力が入り、負荷の高い良い練習となる。(HRは185まで上がっていた) また、機会があれば、稲門と並漕練習をしたいものだ。いずれにせよ、稲門(平均47歳代)はここに来て練習量を一気に増やしているためか、漕力的には、我がLBRC中年クルー(平均48歳代)とほぼ横並びとなっている。今日の1000mはレース慣れしている我がクルーに戦術的に分があり勝てたが、彼らが場数を踏んでレース慣れしてくるとほぼ互角になってくるという事。我々も週末のエイト乗艇だけでなく、各漕手が各々個人トレーニングで体力向上を図らないと優位性は保てなくなる。頑張ろう。