Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

1Xで荒川出艇:

フォア艇の産廃業者への引き渡しは30分程度で終了。折角、午後休暇を取ったので、フォア艇廃棄後に1Xで荒川に出艇した。
今日は天気も良く、平日の荒川をユッタリ楽しく漕ぐことにした。ハードなメニューでもなく、時間に余裕があるので、カメラを艇に持ち込み何枚か写真を取った。
下の写真は、岸を蹴ったところ。平日の日中は、荒川で乗艇するクルーがいないので、岸けり場で釣りを楽しむ人々がいる模様。ボート専用の護岸施設と思っていたが、意外に多目的な親水施設になっている様だ。水温を計ったところ23℃だった。

岸を蹴った時にはほぼ満潮だが、まだ少し上げ潮。東の風が3mほど吹いていたが、上げ潮なので、水面はそれほど波立ってはいなかった。順風の中、すいすいとW.Upで漕ぎあがった。途中、競艇場横あたりでウェイクとすれ違った。平日でもウェイクの客がいる模様。まあ、おやじ自身も平日にボートを漕いでいるので、お互い様ということ。
笹目橋までは曳き波が残ってチャプチャプしていたが、笹目を越えると水面がフラットになった。W.Upの最後に静止スタート練習を実施。順風で水面のコンディションも良いので、SpeedCoachのモニターを見ながらトップスピードを出すべく飛ばしてみた。瞬間最大艇速で、1'33"/500mが出た。これはおやじの最高艇速だ。おーヨシヨシ!(CAL値は0.948)
W.Up後は秋が瀬橋(赤い自動車橋)までSR17〜18で漕ぎあがった。このところ気温・水温が少し下がり涼しくなってきたので、水の透明度が改善して綺麗になっていた。大曲から秋が瀬鉄橋の間は両岸の緑を反映して水面がエメラルドグリーンに染まり非常に美しい。
下の写真は秋が瀬橋付近で採った2枚。
これは秋が瀬鉄橋方向:

これは秋が瀬取水堰方向:

さて、折り返すと今度は逆風。往路では水面は概ねフラットだったが、折り返し辺りで下げ潮に転じた様で、風と流れが喧嘩して水面が随分チャプチャプしていた。
まあ、ラフコンの練習というつもりで、できるだけ水面を叩かない様に漕いだ。
大曲から先は、12月1日のHead of the ARAの練習という意味で、SR24程度のAT強度で戸田橋まで6kmを漕ぐことにした。
水面がチャプチャプ波立って漕ぎ難いがトレーニング目的と割り切り淡々と漕いだ。昔の黒船台辺りを過ぎたところで、モーターボートとすれ違い曳き波を食らった。ウェイク牽引用のモーターだが、何故かウェイクボードを曳かずにただ走っていた。水面が荒れているので上流でウェイクするのだろうか?気にせずやり過ごし、また、淡々と漕ぎ進む。モーターの曳き波がなかなか消えずに漕ぎにくかった。特に笹目橋上流から笹目水門間は、水路が狭い分、波エネルギーの密度が高く、波高が高くなる。時折、トップボールが波頭に突っ込み、カンバスデッキに乗り上げた波が、ガンネルトップの波避け板にバシャっと当たる音がした。シングルスカルのコックピット付近は船体の真ん中にあるので、意外にラフコンでもコックピットに波は入って来ない。この辺り、考え方を変えれば、ラフコンの中でシングルスカルを漕ぐのも、なかなか面白いものである。(何でも楽しんじゃおう!!!)
ラフコンを楽しみながら漕ぎ進めると、上流に向かっていった筈のあの赤いモーターボートが下ってきた。しかもウェイクの牽引無しで・・・。コン畜生!!!
再び、モーターの曳き波を食らう。モーターの曳き波は自然の風浪では無いので、乗り切る面白味は全くない。やり過ごすしか無い。
満潮で水位が高く、笹目橋から戸田橋間の両岸が垂直護岸状態で曳き波がなかなか消えない。
大艇庫裏辺りから先は、水路が狭くなり、再び波エネルギー密度が上がって波高が高くなった。
何とか辛抱して漕ぎ進み、最後の500mは水中を強く押し、戸田橋でゴール。
下流を見ると、あの赤いモーターがウェイク牽引無しで再び上がってきた。何やってんだ!燃料を無駄使いしているだけじゃないか!!!
まあ、おやじ本人の方も、体内エネルギーを乗艇で無駄使いしているだけなので、今日のところはここまでにしようと思う。(笑)

以上