Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

LBRCエイトの荒川乗艇:

後輩T大部員の全日本選手権レース観戦を勘案し、集合時刻をいつもより30分繰り上げ、8時集合とした。皆さん、主旨を理解し、8時には全員集合。本来であれば、全日本選手権開催中であり、OBは応援に専念すべき所ではあるが、実質的に午前のレースでOBが観戦すべき状況のレースが、存在しない状況。という事で、OBはボート道の本道である"Mileage makes champions"を実践すべく、午前のエイト乗艇練習を予定通り実施した。
荒川に出すと、南の風が強く、いつもの要領で岸を蹴っても岸蹴り場から離れられない状況。そこで、#Bと#3を先に乗艇させて漕ぐ準備をさせた上で岸を蹴った。岸を蹴ったと同時に#B,#3にキャッチ連続&高速チャボをさせ、離岸。立て続けにBowフォアに漕がせて離岸成功。この辺りは、荒川出艇のノウハウに拠るところであり、全て、整調のおやじからCOXを介して指示を出した。
さて、練習開始。南の風が強く、結構波が立っていて結構ラフコン。いつもの様にノーフェザーフィニッシュワークでスタート。途中でタンカーとすれ違い、波を食らう。今日は荒川満潮時刻と重なっており、両岸が垂直護岸状態で波がなかなか引かない状態。そこで、フォアワークでフィニッシュ練習を行う事にした。
パドル短漕や静止スタート練習を行った後、LP12分遭に入った。往路は順風逆流。南の強風が吹く中、秋が瀬に向かう。大曲を過ぎて秋が瀬までの途中、風浪が発達して白波が立つ寸前。順風でもあり、それほど飛沫による浸水もなく、秋が瀬到着。
折り返して下り。今度は逆風でのラフコン。時折バランスを崩して飛沫がバシャッと艇内に浸水。大曲に向かう途中で波頭の砕けた一発波を何度か食らう内に艇内に浸水した波がドンドン溜まり始めた。
浸水量が多くなり始めたのを感じて大曲に至る前に漕ぎやめて、スポンジで排水作業を実施。
3分間程、排水作業。浸水量はかなりのもので、結構危なかった。艇が軽くなったところで練習再開。
秋が瀬〜大曲間はラフコンが酷いので、その間のM字往復に換え、大曲〜笹目橋間の変則M字往復に鞍替えした。
大曲より下流は風向きと川の方向が斜め(45度〜60度程度)になっているので、波は比較的少ない。それでも逆風は一発波がリガーに当たってバシャバシャした。笹目橋で折り返し、今度は上流に向けて順風でAT漕をSR24で実施。ラフコンでヨタヨタしながらSR18のライトパドルを続けていたが、SR24のAT漕は丁度良い刺激となった。
再度、大曲で折り返して戸田橋の岸蹴り場へ戻った。