Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

ラフコンの荒川

oyajisculler2012-06-09

今日は週末乗艇の日。いつも通り荒川へ1Xで出艇。
今日は岸けり時(9時)が、潮が下げ始めたところで、序々に流れが速まっていた。これに対し、南東の風が3m程。丁度川の流れと風が逆行する関係になっており、岸を蹴った時には既に風浪が発達してチャプチャプしていた。
おまけにウェイクボードのモーターが2艇、上流に向けて岸けり場前を走って行ったので、風浪と曳き波が合わさって、漕ぎにくい水面になっていた。この為、W.Upのノーフェザーフィニッシュワークは非常にやりにくかった。(岸けり場前から中大艇庫裏手までは垂直護岸で、モーターの曳波が反射してなかなか消えない)
笹目橋を過ぎた所で、LSD漕に入った。彩湖水門辺りからは波も無くなり、順風の中をすいすいと気持ちよく登った。
秋が瀬鉄橋までにウェイクのモーター2艇とすれ違ったが、彼らもローイングボートとすれ違う際には減速を心掛けている様で、あまり大きな支障は受けなかった。
秋が瀬で折り返し大曲に向かう途中、再びウェイク2艇とすれ違った。どうやら彼らも穏やかな水面を欲して、大曲〜秋が瀬間でプレーするつもりの様だ。
M字往復する予定だったが、ウェイクの曳き波を避けたいので、今日は大曲で折り返さず、そのまま戸田橋方向へ下った。下って行くと、序々に波が高くなりはじめ、笹目橋付近では少し白波が立つほどになっていた。 これはもう、どこで漕いでもラフコンは避けられない。さすれば、ラフコンを楽しむしかない。良い機会なのでラフコンの中でバランスをキープし、リラックスして漕ぐ事にフォーカスを変えて取り組んでみた。
という事で、一端、岸けり場前まで下り、そこから笹目水門往復を追加した。笹目〜戸田橋間の水域も風浪が発達し、かなり大きな波が立っていた。おやじの1X艇はウィングリガーなので、大波を受けてもスプラッシュが上がらず、ラフコンに強いところが良い。1X艇はカンバス内が水密区画なので、ハッチさえ水密を保っていれば、いくらラフコンでも水没の危険性はない。
向かい波ではトップボールが波に突っ込んだり、コックピット後ろの波除けが波頭に当たって「バシャ!」と音を立てたりしていた。また、大きな波に出くわすとスターンカンバスが波頭の中に沈んだり、艇がピッチング動揺したりして面白い。バランスさえキープ出来れば、ラフコンの1X乗艇もなかなかダイナミックで面白いものだ。
そうそう、このラフコンの中をU和一女のクルー(2X, 1X, 4X+)が5、6艇、荒川で乗艇練習していた。U和一女もインターハイに向けて気合いが入っていると見えた。
以上