Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

SRDの設定変更:

先週、ストレッチャーをSRDに戻して漕いだが、若干、漕ぎ難さを感じた。即ち:

  1. ボード角がノーマルストレッチャーに比べて立っている分(45度)、フィニッシュ時に踵が低くなる。この為、フィニッシュで脹ら脛がレール先端に当たり、若干、不快感あり。本当は靴をもう少し高めに設定すれば良いのだが、ウィングリガーのブリッジ部に靴の爪先が当たるのでこれ以上上げられない。これがウィングリガーとSRDの相性の悪さ。。。
  2. ボード角が立っている分、フィニッシュレンジ(Pin to Heel)をキープした場合、ノーマルストレッチャー(ボート角42度)よりキャッチレンジが短くなる。

上記の不具合を解決するため、SRDを以下の様に設定し直した。

  1. ボード角を少し寝かせる:ストレッチャー上部の横棒(アルミパイプ)両端にあるギアレールの2山分(約8mm)、ボードを寝かせた。この結果、ボード角は1度減り、44度となった。
  2. ボードが寝た分、爪先が僅かに下がり、ウィングブリッジ部との隙間に余裕が出来た。この分、靴を上げて踵位置を少し高くする。
  3. 上記設定変更により、Pin to Heelが僅かに大きくなる。この分、ストレッチャー全体をギアレール1山分(4mm)Bow側へシフトし、Pin to Heelを元の35cmへ戻した。
  4. レールのワークスルーを12cmへ調整しなおし。(Orig:12.5cm→11.5cm:短すぎた→12.0cmへ)

上記設定変更により、SRD周りのリギング値は以下の通りとなりた。

  • ボード角:45度→44度
  • Heel Depth:14.9cm(少し上がった)
  • Pin to Heel:35.0cm(不変)
  • Work Through:12.5cm→12.0cm

漕いだ結果は上場。キャッチ角が少し大きくなり、フィニッシュ時に足がレールに当たる違和感は少し軽減された。