Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

荒川で1X LSD漕

oyajisculler2011-08-15

昨夜ネットの天気予報をチェックしたが、今日も30℃を超えた暑さとの事。晴れて日差しも強そうなので、今日の1X乗艇は出来るだけ早い時間に出艇しようと思い、朝5時起床で5時半に自宅を出発。戸田コースには7時40分頃到着。すると、K登さんが自艇を担いで艇庫から出てきた。Web schedulerを見ると昨日も1X乗艇していた様なので、土曜日から3日連続乗艇の模様。やたらと気合いが入っている。Mさんが先週、ほぼ毎日の様に乗艇したのでそれに影響を受けたのだろうか? Mさんも今日乗艇の予定が入っていたが、現れなかった。
早く出艇しないと気温が上がる一方なので、そそくさと着替えて出艇準備。焦ると忘れ物をする事があるので、出発前にリュックサックの中の持ち物(飲み物、靴下、スピードコーチ)をチェック。荒川への出艇は7月30日以来で久しぶり。岸けり場ではW大クルー数艇と擦れ違った。W大もインカレに向けて最後の仕上げに入っている模様。
丁度、岸けりがK登さんと一緒になった。
ノーフェザーフィニッシュワークからW.Up開始。荒川は他に擦れ違う艇も殆ど無く、ゆったりマイペースで漕げるところが良い。ノーフェザーの後は、パドル10本*2、及び静止スタート練習を実施。スタ力では1'38"/500m(SR43)の瞬間艇速が出た。今日からストレッチャーをSRDに戻したが、やはりレースペースではSRDの方がリラックスして漕げる。 SRDは重量が1kg重くなるデメリット(2000mで約1秒悪化)があるが、おやじの様に練習頻度が週に2、3回程度しか出来ない中年スカラーにとってはリラックスして漕げるSRDの方が良い様だ。
W.Upの後は、SR17前後の低レートでLSD漕を実施。申し合わせた訳ではないが、秋が瀬鉄橋まではK登さんと並漕しながら漕ぐ形となった。2人のオールが発する水音以外は他に雑音の無い水域。自分の漕ぎに集中しているが横に並んでいるK登さんのオールの音:バシャ・ザーという音が耳に付いた。自分のオールのフィニッシュ音は、ブシュッという音。両者の音は明らかに異なる。
真横で漕いでいるので、K登さんフィニッシュ周りのブレードワークと音の関係をチラリと見て観察してみた。バシャという音はブレードを離水するときにブレードが発する音、そしてザーという音はブレード離水後に、泡から流れ出る水が発する音である事が見えた。そう言えばエイトを漕ぐ際に、K登さんの泡がバシャット波立つ傾向とソックリである。原因は、フィニッッシュハーフでブレード浅くしてブレードをスリップさせながらドライブしている為の様だ。これはドライブの中盤からフィニッシュにかけてハンドルを下げながら漕いでいる事によるもの。K登さんは、エルゴを漕ぐフォームもそうなっている。折角漕力があるのに実にモッタイナイ事である。後はご自分がこれに気付いて、長い時間をかけて矯正する努力をするか否かの問題である。真横で漕いでいるので、気付いた事はその場で伝えておいた。
秋が瀬に向かう途中で、両岸の木々から蝉時雨に混じって鶯の声が聞こえた。荒川で1Xを漕がないと聞こえない面白い音の競演。
秋が瀬鉄橋で折り返し、復路もLSD漕。約3km毎に給水しながら戸田橋の岸けり場へ戻った。
T大艇庫に到着したのは10時頃。早い時間の乗艇だったので、自宅には13時前に到着。自宅で昼食を摂った。