Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

合同エイト練習

oyajisculler2014-11-30

今日は月1回の対校・ジュニア合同のエイト乗艇練習。
昨日の鍋パーティーで懇親を深めた2,3,4年生、それと代漕のOB2名がエイト3艇に分かれて堀切水門までの往復31kmをSR20の低レートUT主体で漕いだ。
狙いは、ジュニア選手への漕技伝承と部内のチームワーク醸成。
現在、対校は低レートで基本漕技の改善と、フィニッシュへ向けての加速感育成に取り組んでいる。今日のクルー編成は、整調フォアを対校で固め、バウフォアをジュニア漕手とした。対校のフォアトレでも言える傾向だが、4年生が整調を漕ぐクルーはW.Up直後から良いパフォーマンスを出すが、3年生が整調を漕ぐクルーは序盤で良いリズムが出せず、前半で置いて行かれ、乗艇後半に入って、漸く漕ぎが安定して艇速が出てくるという傾向。やはり練習への取り組み姿勢や熟練度が序盤の艇速に現れるという事だろう。
以下、今朝の様を写真で振り返る。
 岸けり後、秋が瀬鉄橋へ向かいW.Up中
 秋が瀬鉄橋通過
 W.Upを終え、3杯で12分漕の並漕を開始。鹿浜橋を過ぎた辺り。
 12分漕一本目。3年主体整調フォアの天祐が大きく遅れを取った。五色桜大橋が見える。
 12分漕二本目は、天祐を先に出したが、やはり中盤で追いつかれた。
 同上。手前は前半の並べで好調だった三四郎
 常磐線鉄橋へ向かう。インカーブは浅瀬で危ない。
 折り返しの堀切水門へ到着。先に見える橋は首都高。
 前回同様、復路の中盤で3艇ドッキングによる記念撮影。今回は一度ドッキングに失敗し2回目のドッキングで上手く出来た。センターの艇を先に出し、両端の艇が前進しながら接岸の要領で、片舷イージーオールで接舷するのがポイントだ。
 同上
 復路、後半の3艇並漕。復路後半は3艇の艇速が拮抗し、良い並漕となった。風も殆ど無く水面は鏡の様な抜群のコンディションとなった。
 秋が瀬鉄橋から戸田橋下のリバーステーションまでSR24で並漕。
 同上中盤。水の空かない良い並漕。

 最後はインカーブのMarikoが鋭くラストスパート。

動画:


以下、今回の合同エイト練習の印象と気付き事項:
10月末にエイト4杯で実施した時に比べ、対校・ジュニア共に技量・体力共に向上し、漕技の技量レベルがかなり高まった。また、復路は3艇の艇速が拮抗し良い練習となった。
岸を蹴ったのが5時40分頃。着岸したのが8時25分頃。ということで全行程2時間45分程度だった。
以下、今後の課題:
ジュニア漕手が全体的に山漕ぎになっている者が多い。
キャッチで確り水を捕える事ができずハンドルに確りぶら下がれないことが原因と考える。エルゴ60分漕で、キャッチからハンドルに確りぶら下がって体重を使って確り水を押し切る事が肝要。
対校選手も疲れてくるとフィニッシュでブレードが浮いてくる傾向が強い。後半にフィニッシュが飛ばなくなってくるので、強い体幹で受け止め、ハンドルを水平にドライブし、高く引き切ろう。

1XのK下が荒川で24km遠漕メニューを実施。
http://www.youtube.com/watch?v=3ZBMm3WQXF8