Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

M1X:

前述のM2−同様の4杯レース。T大は昨日のログで紹介したI藤君が出漕。巻頭の写真は準決勝レース前、W.Up中のI藤選手。予選のタイムからすると2位以下の選手とは10秒以上のタイム差があり、今日の準決勝は安心して見る事が出来た。ただ、レースというものは何が起こるか分からないので、前半は、明日の決勝を想定して、最初から飛ばして行く戦術。さて、レーススタート。
2レーンの選手が玉砕戦法で1Qを思い切り飛ばして来た。しかし、600m付近でこれを捕らえ、後は徐々に艇差を広げる展開。1000mでは水が空き、安全圏の艇差となった。1000m以降は、明日の決勝に向け、疲れを残さぬため、余計なパワーは使わぬ方が良い事を勘案し、レートを落として無難に漕いだとの事。何とも勝負師らしい準決勝の戦い方。T大の他クルーも、こういう準決勝の戦法が取れる様に実力を身につけて欲しい。
明日の決勝は準決勝のタイムをベースに以下のレーン配置となった。(11時発艇)おやじの予想では、序盤にW大のY原君がリード。これをT大のI藤君と、N大のK原君が並ぶ様な形で追い上げ、3Qで抜き去る。そして4QでI藤君とK原君の一騎打ち。さて、勝負の行方は???と言ったところ。体力的にはK原君が優位にありそうだが、漕暦が長く年長のI藤君が如何にK原君の力を抑え込むかがポイント。それとI藤君の乗る高性能艇:Sykes Mould20の雄輝号とシマノSRDストレッチャーの組合せが如何に力を発揮するか、これにも注目したい。