Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

男子付きフォア(M4+):

この種目には母校T大の対校エイトを崩して編成した、今大会でのT大チャンピオンクルー(チャンクルー)舵手付きフォアクルーが出漕している。因みに昨年の全日本で5位となったクルーと全く同じ5名でもある。という事は、1年漕歴を上積みしたクルーであり、普通に考えれば昨年の成績より1枚も2枚も上の戦績、即ち、決勝に進出してメダルを獲得する事が出来て当たり前という状況でもある。
A組はN大(6分48秒)、B組はT北大(6分50秒)、と順当に強いクルーが予選を通過。さて、T大の出漕するC組のスタート。T大がハイレートで一気にリードする。1Qでドンドン水が空くが、レンジが短くシャカシャカしていて艇の進み方やリズムに安定感が感じられない。この辺りは春先の東商戦辺りから一向に改善しない今年のT大クルーの問題だ。1000m辺りで3.5L程度の差が付いて1位確保の安全圏に入った。通常、こういうレース展開では、後半の1000mで更に加速度的に艇差が広がるのだが、1000mでの艇差のままで、艇差を広げる事ができず、そのままゴールイン。やはりレンジが短く、巡航速度での効率の良い漕ぎが出来ない事が原因している模様。タイムは6分53秒で、予選全体のタイム順位は5番目。(予選通過では4番目)という事は明後日の準決勝で敗者復活戦トップタイムのクルーと対戦することになる。恐らく、KO大(6’53”)か、H大(6’54”)(両方ともチームで2番手(以下?)のクルーなのだが。。。)となろう。僅差でもなんでも良いので、何とか決勝に駒を進めて欲しい。