Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

18km漕:

1周目の往路は逆風。水面がチャプチャプしているので漕ぎ難そうな気がしたが、実際漕ぎ始めると、それほど気にならなかった。SRDで漕ぐようになってから、ラフコンや逆風に対して対応力が改善した実感あり。SRDでは、足がユニバーサルのピンジョイントでストレッチャー(艇)に繋がっているだけなので、風浪や曳き波で少々艇が揺れても、その揺れがSRDのピンジョイントの中で吸収されてしまい、揺れの影響が直接足に伝わる事が無いので、自分(漕手と)艇の縁が切れ、艇が少々揺れようが、「下(艇)の事は俺には関係ないぜ!」的な感覚でスカルを漕ぐ事が出来る。SRDを漕ぎ始めて約2ヶ月になる。それまでは、1X艇ではなかなかリラックスできず、エルゴやエイトで漕ぐ時のようなリラックス感が出せなかったが、SRDを使って漕げば、今ならエルゴやエイト並みにリラックスして漕げる様になった。シマノさん、Good Jobだ。後は、実際のレースで、SRDの改善効果を出し、確認するのみ。
さて、リラックスして漕げる様になったので、フィンガーターンに挑戦してみた。ハンドルをタップダウンする瞬間に、手首でハンドルを回転させるのではなく、ハンドルに掛かった4本の指をスッと少し開く事で手首を余り動かすことなく、フェザーターンできることが分かった。但し、これは体(胸)の前で行わないと上手く出来ない。オーバーラップを余り小さくして、フィニッシュ時にグリップエンドが体の前を通り過ぎて、左右のグリップエンド間隔が大きく開き、ハンドルが両脇まで行ってしまうとフィンガーターンが難しくなる様に思われる。
現在のリギングは、インボード86cm、リガースパン158cmだが、スパンを1cm短くして157cmにしても良いような気がする。(冬場はスパン:159cmにしていた)
さて、フィンガーターンの仕組みは概ね分かってきた。後はこれを練習して身に付けるのみ。これもMileage makes championsをモジッテ、Good practice makes finger turnとしたい。
ユッタリ漕ぐだけでなく、少し水中負荷を大きくしたところでもフィンガーターンのドリルをしようと思い、復路の順風では少し水中負荷を上げて漕いだ。SR22〜24で、艇速2'10"〜2'12"/500m程度。この程度だと有酸素運動の範囲であり、無理なく漕げる。往路はリラックスタイムとし、SR19〜20で負荷を落としてテクニック重視で漕いだ。
18km合計のタイムは1時間28分22秒。往路をユッタリモードで漕いだ割にはマアマアのタイムだった。