2月はずっと寒い日が続いていたが、今日は日中の最高気温が10度を超え、久々に小春日和の一日だった。19時頃に戸田に着くと、風も穏やかで手袋がいらない様な陽気だった。気温も7度から8度と暖かく、風も無いので絶好の練習日和だが、何故かポンドはがら空きだった。
１X乗艇はいつもの18km漕。日曜日乗艇のF/Bで、出艇前にｽﾄﾚｯﾁｬｰ位置を1cm手前にしてPTHを30cmに調整。漕ぎだすと、フィニッシュでグリップエンドと胸の間にちょうど良いクリアランスが出来て漕ぎやすくなった。今日は前回に引き続きXeno Mullerのローイングスタイルを真似て、上体を確りSit Tallして漕ぐことに注力。フィニッシュではブレード離水時の水切れには余り拘らず、出来るだけ長く一枚押し続ける様にした。水面も殆どフラットだったし、概ねバランスも安定して漕ぐ事が出来た。一つ気づいたのは、フォワード中盤でS-sideのグリップを意志的に下げてブレードと水面とのクリアランスを大きめに取ると、自ずとB-sideのクリアランスも取れて、多少船体がローリングしてもブレードを擦らずにフォワード出来るということ。(これはXeno Mullerが解説するテクニック(以下のYoutube動画）を実践して分かったこと）
漕いでいる途中でNTTの2-及び1Xクルーと折り返しのタイミングが重なってしまい、抜かれまいとして中盤でペースアップし、ややペースが乱れた。まあ、体力トレーニングの一環と考えれば良い練習になったということだろう。結局、18kmの平均ﾍﾟｰｽは2'19"台で、前日ログに纏めた90%出力の艇速をギリギリキープして漕いだ。自分で設定した乗艇練習強度の指標ではあるが、90%出力ｷｰﾌﾟは、練習強度としては結構厳しいレベルだと思う。
