Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

気持ちよい乗艇

oyajisculler2012-04-16

今日は月曜日。通常なら夜間乗艇は水曜日だが、先週末、寒い雨の中で東大新人乗艇練習の応援をしたため、自分の1X乗艇は出来なかった。何となく不完全燃焼だし、運動量も不足気味なので、今日は1X夜間乗艇を実施した。
天気予報通り、戸田コースは穏やかな南風。早慶戦が終わったためか、はたまた月曜の夕刻のためか、戸田コースに出艇している艇は、おやじの他は2、3艇と非常に少なかった。
一昨日、新人乗艇練習から帰る前に自艇Goten号のPTHを35cmから34.5cm(ギザギザの1山分)に調整した。
今日はPTH微調整後の初乗艇。PTH変更は、フィニッシュ時にグリップエンドが腹に当たって窮屈感あり。このためフィニッシュでのブレード離水とフェザーターンがクリーンに出来ない問題を修正することを目的としたもの。
いつもの通り、1周目はノーフェザーフィニッシュワークから入ったが、早速、PTH変更の効果を体感出来た。僅かに5mm程度ではあるが、PTHを短くし、グリップエンドと体(腹)にクリアランスが出来たため、フィニッシュでクリーンなブレード離水が出来るようになった。
もっと早くPTHを変更しておけば良かった。。。
ブレード離水がクリーンに出来るようになった結果、フォワードの安定感も改善し、よりリラックスしてノーフェザー漕ぎが出来るようになった。
折り返してからは、キャッチチャボと、それに続いてレッグオンリーキャッチ練習もやってみた。それに続いて腕を伸ばしたままでレッグ&ボディースイング漕ぎもやってみた。YouTube映像で世界の一流スカラーがやっている技術練習で、少々難易度が高く、リカバリー時にブレードで水面を擦ったりするが、ノーフェザーフィニッシュワーク同様、継続してやり続ければ、その内、身に付くだろう。
こういったノーフェザーによる技術練習は、フォワード中のバランスコントロールテクニックを要求されるが故に、継続的に取り組む事で、おやじの様な中年スカラーでも序々にバランスコントロールが改善してくるという事である。繰り返すが、今後はフィニッシュワークだけでなく、キャッチ周りのノーフェザー技術練習も継続的に取り組んで行こうと思う。
その後、パドル短漕アップと静止スタート練習を実施。バランスコントロール力が改善したため、静止からの力漕でも、フォワードであまり水面を擦らずに漕げるようになってきた様に思う。ハイレートでは思い切ってブレードを高めに返して水面を擦らない様にすると、艇速がグングン伸びる。
2周目からは12kmのLSD漕。今日のフォーカスポイントは以下の通り:

  1. フィニッシュでクリーンにブレード離水&親指フェザーターン
  2. フォワード中は両肘をリラックスさせ、両手と両足でバランスコントロール
  3. ハンドル膝前から親指と人差し指を使ってブレードスクウェアリング。
  4. フォワードの終盤に至る前に早めにブレードスクウェアとし、エントリー動作をシンプルにすることで、正確でリラックスしたキャッチとする。
  5. キャッチからの序盤のドライブは上体ポスチャーを維持したまま、レッグドライブオンリーとし、ボディースイングをドライブの後半に行う。こうすることでフィニッシュハーフでのブレードが深く入り、後半のドライブ加速が良くなる。=推進効率が良くなる。

上記をフォーカスして漕いだ結果、今日はリラックスし、且つ、バランスがこれまでよりかなり改善した様に感じた。
特にフォワード中の両手と両足によるバランスコントロール、及びフォワード中盤の親指+人差し指によるスクウェアリングが少し自動的に出来る様になってきた様に感じた。
このチャンスにどんどん漕ぎ込んで、上記を身につけたい。