Speedcoachをつけて調子よく漕いでいた。往路を折り返し、４レーンの真ん中を漕ぎ進んでいたところ、800m付近に差し掛かったところで、後方でゴトゴトする大きな振動を感じたと思ったら、背中にブレードの先端がパタパタと辺り、S-sideにエイトの船体と漕手がゾロゾロと見えた。接触事故だ。赤いブレードのオールだったのでH大エイトと分かった。接触直後に衝突地点の双方の位置関係を確認。おやじは４レーンの中央、即ち正規のコースで航行。相手は元々３ﾚｰﾝを航行していたが、蛇行したのか或いはブイを跨いで４レーンに入って逆走していた。エイトの連中が大人しく観念しているところを見ると、直ぐに新人エイトであることが分かった。不幸中の幸いで双方怪我人無し。エイトのオールがこちらの舳先と船体に当たって、舳先に取り付けていたバウライトが吹っ飛んで無くなっていた。そのまま漕ぎ続けようかと思ったがバウライト無しで夜間乗艇は出来ないので、已む無く揚艇。
