2019-8-27(昨日)の8時過ぎ、荒川の大曲の1.5km上流にある暗礁に当たり、フィンが脱落した。
フィンが無くなった艇の状況。幸い船体中央部に杭と接触した塗膜に微かな引っ掻き傷が60cm程度出来ただけで、穴は開かなかった。結果、復路を漕いで無事帰還することが出来た。
綺麗にフィンが抜けたフィン取付けのスリット。
予備のFin。Sykes艇はフィンはスリットにコーキング材で固定する形式
船体中央船底の引っ掻き傷
フィンの無い船尾
フィンが無くなると、シングルスカルはカヌーのスラローム艇の如く、全く真っ直ぐ進まないことを体験する良い機会ともなった。しかし、復路はフィン無しでの状態ではダッチロールの様な状況で全く真っ直ぐ進まず大変だった。
(イージーオールすると、艇が180度旋回する。。。(笑))
この暗礁は、以下のサイトに示す、大曲から1.5km上流にある。
http://f.hatena.ne.jp/oyajisculler/20120527155940
岸蹴り時に、少しでも川底が見える様な干潮時には、大曲より上流へ上る際には、川の岸から25 m以上離れて川のセンター近くを通る様にしよう。(川幅を6レーンに例えると、3レーンを上るようにする)
以下、GPS SpeedCaochのメモリーをチェックした現場の暗礁(古い護岸の杭)と接触した日時、位置、水深などの詳細データ:
1)日時: 2019年8月27日、午前8時14分
2)場所: 35°49'29.5"N 139°37'20.9"E
大曲から1.5km上流(秋が瀬から1km下流)
戸田市側の護岸から25mほど沖合
(川幅を6レーンに例えたら、2レーンと3レーンの境目辺り)
3)荒川の水深:0.4mAP@笹目水位観測所(岸蹴り場前が干上がる水位)
杭は水面下にあり見えなかった。恐らく水面下10~15cm程度
上記の通り、岸蹴り場の川底が干上がる様な干潮時には、当該水域を通過する際には、2レーンは危険であり、川のセンター近くの3レーンを航行する必要がある。
今回は、2レーンと3レーンの中間辺りを航行した事が事故の原因だった。
以上