Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

(7)ワークハイト

  1. 測定方法:シート面(シート中心の一番低いところ)からクラッチ下端中央部までの高さをワークハイトという。計測要領?:ピンの位置でガンネルからクラッチ下端中央部までの高さを直角定規で測る。これに、シート面(シート中心の一番低いところ)からガンネルまでの高さを合計する。 計測要領?:パラレルスティックをガンネルに載せ、上の棒をクラッチ下端の中央に合わせる。その上でシート面からクラッチ下端までの高さを計測する。
  2. 目的:ハンドルを引きやすい高さに調節し、長いレンジで力強く漕げるようにする。
  3. 調整方法:クラッチ上下の、高さ調節用のプラスチックワッシャを上下に移動して調節する。
  4. 標準値:漕手の座高、体重、艇、シート位置などにより異なるが、身長175〜185cm程度の場合、概ね以下のワークハイトとする。Sweep:16.5〜17cm、Scull:B-side:17.5〜18cm、S-side:15.5〜16cm。Scullでは左右のハイト差を2cm程度つけてハンドルがクロスオーバーするときに手が当たらないようにする。