Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

インカレ8+決勝

oyajisculler2005-10-09

昨晩は、旧友O氏と居酒屋で一杯やった。ボート談義に華が咲きすぎて今日は二日酔い気味。それでもインカレエイトの決勝を見届けようと戸田に舞い戻った。エイトの決勝は、中大、仙台、日大、東北。どこが勝ってもおかしくない実力伯仲の4クルー。皆が注目する中、スタートフラッグが降りる。スタートダッシュは東北が物凄い飛び出しを見せる。250m付近で中大も東北に並びかける。東北は慣れない?スタートダッシュで動きに硬さが見える。中大は一気の飛び出しを狙ったか、500mで東北にカンバス差を付ける。中大、東北に挟まれた仙台、日大はこの2校に完全に置いてゆかれる展開。仙台は中大に早くも1艇身遅れる。第2Qで中大は更にリードを広げ、仙台、日大に対して大きく水が開く。東北も1000mまでは中大に追いすがるが、1500mでは水が空き、中大の優勝がこの辺りで略決まりかける。昨日まで優勝候補の声が高かった仙台は、初舞台で緊張したのか、はたまた、中大に置いてゆかれて慌てたのか、1000m過ぎでバタバタになっていた。やはり、エイトの決勝は、何度か経験を積まないと中々力を出し切れないものだと再認識。(おやじが大学エイトで現役の頃の中大がそうだった)結局、序盤で飛び出した中大が先行逃げ切りで堂々の2連覇を飾った。

中大は元々エルゴの力がピカイチだったが、今年は中々調子が出ず、ここまできた。やはり最後は体力に勝るクルー、中大が本来の力を発揮して見事な漕ぎを見せた。聞けばこのクルーのエルゴ2000mの平均は6分33秒とのこと。漕暦、技術で劣る国立大クルーが彼らに勝つためには、エルゴの8人平均で6'30"を切る必要がありそうだ。
明日から始まる冬場のオフシーズンに、猛烈にトレーニングして体力アップし、且つ、漕ぎ込みによる漕技改善を確りやったチームだけに、来年のインカレで王者中大にチャレンジする権利が与えられる。
これが確り出来るチームはどこか、確り見届けたい。
以上