Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

W4X:

朝の練習風景から注目していたドイツクルーが前半から飛び出して、先行するレース展開だった。このままリードを広げるかと思っていた1250m付近、モニターに写っていたドイツクルーの動きが一瞬止まる。何とミスオールして一瞬動きが止まったのだ。世界選手権のA-finalでも4Xと8+では偶にミスオールする場面がある。それでもリードしているクルーがミスオールするのは珍しい。それでも直ぐに復旧し、まだ、カンバス差のリード。しかし、2位を走るオーストラリアクルーがラストQで追い上げる。ミスオール後の処理でエネルギーを使い果たしたのか、ドイツクルーに勢いが無い。最後はオーストラリアが一気にドイツを抜き去り優勝。勝負とはこういうものだとつくづく感じた。それでも、ドイツクルーは表彰式で腐ることなく、銀メダルでも喜びを表現していたのが好印象だった。