Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

10月5日(土)無しフォア艇整備と乗艇

今週末は、WMG60'sの無しフォア乗艇を行った。
艇は三菱艇庫に保管されている日本郵船さんのEMPACHER艇。
この艇も船齢20年程度の艇だが、あまり使用されていない様で、船体は新艇と遜色ないほど状態が良い。
先ずはリギング。
私は整調なのでストレッチャーの操舵装置を見た。右のシューズを動かして舵をチェックしようとしたところ、殆ど動かない。
操舵機構をよく見ると、アウターケーブルが装着されていなかった。
恐らく、操舵装置の取り付けシートを整調以外に一旦変更し、そして、整調シートに戻した際にアウターケーブルを無くしてしまったのだろう。
さて、困った。このままでは操舵できない。
舵手なし艇の操舵機構は、自転車用ブレーキのアウターケーブルのを流用しているものであり、自転車用アウターケーブルとケーブルカッターがあれば自作出来る。ケーブルカッターは東大艇庫にあるので、後は自転車用ブレーキケーブルがあれば良い。
偶々、三菱艇庫にワイヤーが千切れて使い物にならなくなったブレーキケーブルがあったので、このアウターケーブルを流用することにした。
工具を取りに行ったりして何だかんだ1時間ほど掛かって操舵装置を所期の状態に復旧できた。
その後、自分のシートのリギングを実施。
操舵装置修理とリギングの両方に一時間半ほど掛かってしまった。
急ぎ準備して、荒川の岸を蹴ったのが10時20分頃。
この頃、荒川は丁度満潮。岸を蹴ると下げ潮に転じた。

北西が4~5mと、強めに風が吹いていたが、潮流(下げ潮)と同じ方向だったので、風が強いの割に水面はさほど荒れなかった。

今回のクルー構成は、元々、先週末の付きフォア乗艇と同じ編成だったが、3番の近藤さんが、別クルーでの乗艇と重なってしまったた。そこで、急遽、一橋大OBの武良さんに代漕をお願いした。
武良さんは、普段のスカル乗艇や一橋大OBエイトの漕ぎと、我々WMGクルーの漕ぎのイメージが異なるため、乗艇の序盤は少しバタバタした。しかし、漕ぐ内に徐々に慣れてた様だ。
やはり漕ぎのイメージの違いの一番大きな差は、フィニッシュにおける押し切りとブレードを離水する際のハンドルワーク。
WMG60'sでは、Sweep漕ぎのお手本を豪州のレジェンド:Drew Ginnとしている。
Drew Ginnの漕ぎに関する解説や動画はoyajisculler's blogを参照:
https://oyajisculler.hatenablog.com/entry/2019/02/19/150314

往路は逆流、逆風で、水中が重く、なかなか進まず苦労した。
しかし、秋が瀬で折り返し後は順流、順風となり、スイスイと進んで気分が良かった。
笹目橋通過後は、先週同様、B6のレースペースパドル10本を6セット実施。
SR35で1:36/500の艇速が出た。
ラスト1発はスパートモード。SR39で1:31/500の艇速が出た。

スピードが出ると言う面で無しフォアは付きフォアより速いので気分が良い。

1)B1 UT漕の平均艇速(笹目~秋が瀬往復)
2'15"/500m, SR17.5, DPS 12.8m
先週の付きフォア乗艇では2'23"/500m, SR16.9。これを無しフォア換算(x 0.968)すると、2'19"/500mなので、今回の無しフォア乗艇の方が少し艇速改善出来たようだ。

2)B6 RP10本 x 6の平均艇速(笹目→戸田橋方向)
順流での生艇速:1'35.5/500m, SR35.7
流速を0.225m/sとした場合の静水換算艇速:1'39.8/500m

先週末の付きフォア静水完全平均艇速は、1'43.4/500m, SR32.8
これを無しフォアに換算すると:1'40.1/500mとなる。
B6艇速に関しては、先週と概ね同等のパフォーマンスだった。

という事で、武良さんには急な代漕をして頂いたが、概ね、先週と同等以上のパフォーマンスを出すことが出来た。
今後も、クルーが揃えば、フォア乗艇を継続したい。

<写真>

 8時55分、操舵装置修理前
 9時14分、操舵装置修理後。スッキリした。
 ラダーヨークには舵方向を示すインジケーターあり。これがあると操舵の目安となる。
 9時55分、漸く整備・リギング調整完了。
 11時13分。秋が瀬到着。
 GoProで撮影したクルーの写真。

<動画>

  • 10/5 (土)AM WMG60's 無しフォア乗艇@荒川
  • クルー:S氏家、3武良(代漕)、2後神、B鴨井
  • 仕様艇:日本郵船艇(Empacher艇)
  • オール:三菱重工所有(C2 Big Blade 2552+Ultralight)

20191005 WMG60's M4 W Up Pair&FW&CW
https://youtu.be/8DMqTzAeoIo

20191005 WMG60's M4 W Up 一本漕ぎ&RP10本
https://youtu.be/teClzEJTiKY

20191005 WMG60's M4 B1 UT No 1&2 (往路)
https://youtu.be/uoJDr2n9_5c

20191005 WMG60's M4 B1 UT No 3 (復路)
https://youtu.be/uQB4euB1ZAk

20191005 WMG60's M4 B1 UT No 4 (復路)
https://youtu.be/wCcXg6KKnk4

20191005 WMG60's M4 B6 Race Pace 10本 x 6
https://youtu.be/0BH9q75mVag

以上

今日も荒川はGood Condition

今朝も荒川でスカルを漕いだ。
ほぼ満潮から下げ潮に転じる時間帯に乗艇。
誰もいない荒川を一人で気持ちよく漕げた。
ただ、最後の笹目からのB4 2000m漕は、プレジャーボートの曳き波を食らいバタバタした。

<艇速データ>
1.B2 UT漕(笹目~秋が瀬往復)
Ave. 2'27.6/500m, SR19.7, DPS 10.385m/STR
今日もレッグドライブ主体で、腕はリラックスさせてブレードワークに専念。
クリーンにリリースし、ハイフェザーして極力水面を擦らない様にして漕いだ。

2.B4 2000m漕 (SR24/27/30)但し、ウェイクの曳波影響は除外している。
尚、静水換算艇速は、流速0.15m/秒として算出したもの。

  • 1Q: 2'08.3/500m, SR24.5, DPS 9.53m (静水換算:2'13.2/500m)
  • 2Q: 2'10.6/500m, SR23.8, DPS 9.65m (静水換算:2'16.0/500m)
  • 3Q: 2'05.8/500m, SR27.5, DPS 8.72m (静水換算:2'10.8/500m)
  • 4Q: 1'59.4/500m, SR30.6, DPS 8.24m (静水換算:2'03.9/500m)

Ave.:2'08.0/500m, SR26.6, DPS 9.03m (静水換算:2'11.0/500m)

2000mスタートして早々にモーターボートの曳波を食らったが、直接の曳波以外の水面に残った波の影響はさほど艇速に影響しなかった様だ。


 8時22分、岸蹴り。ほぼ満潮。
 9時10分、秋が瀬到着。水温24℃
 9時40分、復路、笹目橋通過。満潮から15cm程度水位が下がっている。
 10時03分、揚艇。今日は曇っていてさほど暑さを感じなかった。

WMG60's乗艇で用いるオールの整備・調整

先週末、WMG60'sチームの乗艇練習で、付きフォアを漕いだ。
オールは20年以上前に購入したC2製のチョッパーオールを使ったが、ハンドルが木製(小径サイズ)で、最近のカーボン製に比べると太くてフェザー操作がやりにくく感じた。
今日のスカル乗艇後に三菱艇庫に立ち寄り、インボード長さの変更(次回は無しフォアなので115cm→114cm)に加えて、私が使用するオールのみ、ハンドルをカンナで削って小径化の加工をしてみた。木製ハンドルは削れるところが良い。
ハンドルの径は、アウトハンドが39mm、インハンドが48mmだった。
最新のカーボンハンドルは、少し太めのサイズでも、アウトが39mm、インが43mm。従って、木製のハンドルは太すぎ。
そこで、持参した小さなカンナで削ってみた。
加工後の径は、アウト37.5mm、イン43mmとなった。
今週末の無しフォア乗艇が楽しみだ。

 25年ほど前に購入した古いC2製オールを整備。
 木製ハンドルの径を計測。アウトハンドは39mmφ。少し太めか?(当時はこれでもSmall sizeだった。要するに自分で好きなように削れということ)
 インハンド側は根元に近いところは48mmφと太すぎ。
 自宅から持参した小さなカンナでハンドルを削った。
 とりあえず、アウトハンドとインハンドのグリップ部を削って少し小径化した。アウトは37.5mmφ、インは43mmφとなった。先ずはこれで漕いでみて様子を見たい。

調子が良ければ、残りの3本も削ってみようと思う。

C2製カーボンハンドルのグリップ径は、アウト:37~39mmφ、イン:40~43mm程度。

以上

下げ潮でのHOAコーストレース

今日も戸田へ行き、荒川でスカルを漕いだ。
今日は満潮から下げ潮となる時間帯。
岸蹴り前に、川の水面を見ると、枯れ草が下流に向かって流れて行くのが見えた。
荒川は、他に漕いでいる艇は全くなく、非常にコンディションの良い水面を独占して漕ぐ事が出来た。

メニューは先週同様、B1 UT漕とHOAコーストレース。

B1 UT漕は、レートをSR16前後と思い切って下げ、1本1本の漕ぎの質を改善すべく漕いだ。具体的にはドライブ前半でのKnees Downの強調、そしてリカバリーでのハイフェザー。
そうそう、先週木曜日の揚艇後、Heel Depthを5mm高くした結果、脹脛がレールに強く当たることが無くなり、漕ぎやすくなった。
HoAコーストレースは、前回同様、SR20程度でリズム良く漕ぐ事にフォーカスした。SR20だと、B2 UT漕のイメージなので、楽に漕ぎ続ける事が出来て良い。

HOAコーストレースは、今回も途中でウェイクボードに邪魔されずにスムーズに漕ぎきる事が出来た。
先週は上げ潮で行ったため、平均艇速が2:30/500mオーバーの酷いタイム(26'34")だったが、今日は順流だったので2:15/500m, ave.SR21.4, 23'38"と、先週より3分もタイムが速くなった。


 8時35分、岸蹴り。笹目水位は2.12mAP(満潮から下げ始めたところ)水位変動は△8cm/10分
 9時31分、秋が瀬到着。水温=24℃。笹目水位は1.71mAP、水位変動は△7cm/10分
 9時47分、大曲からみた上流方向。今日は最高のコンディション。
 10時21分。揚艇。

以上

3週間ぶりのWMG60'sクルー乗艇


9/28(土)は、久し振りにWMG60'sのメンバーで乗艇練習した。
今回は付きフォア。
我々は、2021年のWMGに向け、様々なクラブらメンバーをピックアップしたチムなので、艇を所有していない。
と言うことで今日は三菱戸田艇庫に保管されている企業ボート部の所有艇をお借りした。オールは私の所属する三菱重工ボート部のを使用した。
この艇は、Empacher製のTOP COX舵手付きフォア。ラダーがスターンエンドに付いているので、恐らく20年近い船齢と思われるが、余り使われていない様で、艇は新艇と余り遜色ないGoodな状態だった。
ただ、ここ何年も使用されていなかったようで、船体に分厚く埃が付着していた。先ずは埃を洗い落とし、また、乗艇前に船底に傷などが無いかチェックした。

オールは三菱重工ボート部のBig Blade(2552)+Ultralightシャフト。これも20年以上前に購入したモノで、ハンドルは木製。
個人的には近年一般化しているカーボン製のアジャスタブルハンドルより木製のハンドルの方が手に馴染んで良いと思う。しかし、今日、久々に漕いでみると、インサイドハンドのハンドル径が少々太すぎてフェザー操作がやりにくかった。次回乗艇までに、インハンドのグリップをカンナで削って細く加工仕様と思う。
今回、乗艇前にオールのブレードピッチをチェックしたところ、1度弱狂いがあったのでノコギリヤスリで削って修正した。

戸田コースはNYKの社内レガッタで閉鎖されているので、荒川に出し、秋が瀬往復した。

岸を蹴って漕ぎ出すと、整調シートはレールの間隔が狭く、脚を伸ばすと脹ら脛がレールに当たって痛くて漕げなかった。(3脚リガー艇なので艇内に大骨があり、艇幅の狭い整調シートは、レールの間隔が狭くならざるを得ない)
水上でストレッチャー高さを2穴分上げて15cm程度にしたところ、問題が解消された。

メニューはSR16から17の低レートUTと、最後にB6のレースペース10本を6セット行いました。
今日はパルテ会に所属する近藤さんが初めて参加してくれた。
パルテ会エイトの漕ぎと我々の漕ぎは、フィニッシュ廻りでブレードワークが大きく異なるようで、始めは戸惑っているようだったが、後半は馴染んで来た。

W.Up後のB1 UT漕は、P@F付きでレートを16~17程度と低めにして1本1本確り漕ぐ事にフォーカスした。
秋が瀬までの往路と復路の平均は、2'21"/500m, SR16.8と、オッ盾前にWMGクルーで漕いだB1艇速より少し遅かった。

しかし、最後に実施したB6 Race Pace漕10本 x 6では、静水換算の平均で1'43"/500m, SR33と、オ盾前の付きフォア乗艇の時より良い艇速が出せた。

以下、今回の写真と動画:

<写真>
 8時43分、オールのチェック・調整
 Empacherの付きフォア。ラダーはフィンと分離型で、Stern endに付いている。
 9時12分、リギング調整作業。
 同上
 11時00分、秋が瀬にて

<動画>
20190928 WMG60s 4+ @荒川 ペア漕ぎ&Finish work
https://youtu.be/2tplPt0Y448

20190928 WMG60s 4+ @荒川 Catch work&一本漕ぎ
https://youtu.be/sXvIBAgVSa0

20190928 WMG60s 4+ @荒川 B1 UT No 1笹目→大曲
https://youtu.be/pKtdmEt6eAc

20190928 WMG60s 4+ @荒川 B1 UT No 4大曲→笹目
https://youtu.be/Es_kkBn8Ki8

20190928 WMG60s 4+ @荒川 B6 RP10本 x 6
https://youtu.be/DL6eRSr0Fw0

以上

戸田コースでB2漕


今日は戸田へ行きました。
荒川は下げ潮から干潮となる時間帯で、荒川の水位は岸蹴り場が干上がる状態。
これだと、先月、大曲上流の暗礁でフィンを暗礁にブツケテ喪失した水位と同じでリスクあり。
また、下げ潮と東風が喧嘩して、荒川は水面がチャプチャプの状態。
そこで、これを避けて今日はコースで漕いだ。

メニューはW.Up後に、B2 UT漕 9km, 次にSR24で3km漕いだ。

現在、Leg Driveにフォーカスし、Knees downを強調して漕いでいるが、私は脹ら脛が太いので、強くKnees downすると脹ら脛がレールに当たって少々痛い。
そこで、脹ら脛がレールに強く当たるのを防止するため、揚艇後にHeel Depthを5mm高くし、14.5cm→14.0cmに調整した。

乗艇練習を終えて艇庫から帰る途中、国立競技場艇庫前で、アジア選手権に向けて、艇の積みこみを行っていた。

以上

全三菱レガッタ、2種目で優勝!


昨日、全三菱レガッタが開催された。
今年は50歳以上シングルスカルと50歳以上ナックルフォアの2種目に出場。
2種目共に決勝は水の空かない接戦となったが、何とか逃げ切り、2種目で金メダルを獲得できた。
接戦レースで勝つと、嬉しい!

50歳以上シングルスカル

今年は59歳。50歳以上シングルスカルでの参加は今年が最後となる。
50歳台では最高齢なので不利だが、何とか勝ち逃げすることを目標にした。
午前中にKFの予選を1本漕いでいるので、若干、脚に疲れがあったが、W.Up中の艇速はなかなか良かった。
特に静止スタートからのハイピッチ10本では、順風でAve.1:38.0、SR43と通常の乗艇練習では出ないような良い艇速が出た。
生憎、レースは北東の逆風が吹いていたが、勝つことを目標とした。
さて、スタート。
北東の風が吹いていたので、スタート前に舳先を若干、風上方向に向けてスタートした。
しかし、予想したほど横風影響がなく、S-side側のブイに近づいた。
基本的にまっすぐ前を見て漕いでいるが、隣のP会:山本選手がほぼ横並びで飛ばしているのが分かった。
500mのスプリントレースなので、ハイピッチ10本後のコンスタントは余りレートを落とさず、リードを狙った。
200m過ぎ辺りで、ブレードがブイを跨いでいるのが分かったが、次の瞬間に1発ブイを叩いて、少し減速。
慌てて立て直し。
250m過ぎ辺りでトップで走っているのが分かった。
次のナックルレースの為に余力を残したいところだが、2位との差は半艇身程度を僅か故、レートを落とさず、ゴールまでSR37程度で漕ぎきった。
ゴール時の艇差は、2/3艇身程度に見えた。
接戦レースだったので、ゴール後に軽くガッツポーズした。

 50歳以上シングルスカル、ゴール前(約2/3艇身差)

50歳以上シングルスカル決勝レースの動画(パルテ会の藤原さん撮影)
https://youtu.be/D2RDBE8f0EM (200m過ぎでブイパコしているのが良くわかる)


<レース記録>
男子シングルスカル。優勝=1:40.16
女子シングルスカル。優勝=1:53.97 (女子の優勝タイムに僅かに負けた。悔しい!)
 40歳以上シングルスカル。優勝=1:51.31
50歳以上シングルスカル。優勝=1:54.80
60歳以上シングルスカル。優勝=1:57.64

50歳以上ナックルフォア

50歳以上ナックルフォア、昨年は参加しなかったので2年ぶり。
ミドルペアの2人は、殆ど乗艇練習出来ていないということで、若干、不安があった。
先ずは予選。
スタートで少しリードし、250m付近で半艇身程度リード。2位を行くのは銀行クルー。
決勝の為に少し力を温存しようと、250m付近でレートを2枚落したところ、艇速が一気に鈍り、2位との艇差がグングン縮まる。
2杯上がりなので2位でもOKだが、やはり1位で上がりたいのでラスト100mで脚蹴りを入れたが、効かず。ゴール手前で銀行クルーに僅かに差されで2着でゴール。
レートを落とすと艇速が落ちる事が理解できたのは、逆に良かった。

さて、決勝。
前述のシングルスカルレース決勝とナックル決勝のレース間隔は僅かに40分程度。
スカルを揚艇して、早々にナックルの配艇所に向かった。
決勝で配艇された艇は、旧型の重たいナックル艇。対戦相手の他のクルーも条件は同じ。
また、決勝の時間帯頃から逆風が強まった。
ラスト1本のレースなので、ハイピッチ10本後のセトルダウンは余り落とさないようにした。
250m付近で横を見ると、銀行クルーより1シート程度出ているが、ほぼ横並び。
勝つためにはここで、レートを落とさず、力漕を続ける必要がある。レート37のまま後半へ突入。
ラスト100mでチラリと相手を見ると、我々が半艇身程度リードしているのが見えた。
ここでも油断せず、高いレートで漕ぎ通そうとしたが、水中がガクンと重くなり、艇速が鈍るのが分かった。
しかし、ここで私が水中を鈍らせると追いつかれるかもしれないので、シャカリキになってゴールまで漕ぎ通した。
ゴール時に横を見ると、半艇身+αの差で先にゴールしたのが分かった。
予選で負けた相手に勝ったので、嬉しさ倍増。ガッツポーズして喜ぶことが出来た。

 決勝レースの岸蹴り
50際以上ナックルフォア、ゴール手前(約1/2艇身差)

<レース記録>
 50歳以上ナックルフォア決勝、優勝=2:06.81

 50歳以上シングルスカル、表彰式
 50歳以上シングルスカル、優勝カップ、メダル、表彰状の3点セット
 表彰式の様子
 50歳以上ナックルフォアクルー。
 三菱重工ボート部参加者一同。
 優勝カップにビールを注ぐ。
 優勝カップでビール回し飲み

以上

戸田コースで快適に乗艇

 8時34分、岸蹴り前のコース。この時は曇天

もうそろそろ9月も下旬に入る。
夜明けが遅くなり、暑さも治まった。そこで夏場より一時間遅く戸田に行った。
8時時すぎに艇庫に到着。
今週末の全三菱レガッタに参加するので、今日はコースで乗艇した。

コースは藻が浮遊して漕ぎ難いかなと心配だったが、何と、浮遊する藻は殆ど無く、快適に漕ぐ事ができた。
昨日、東大の新人学内レースがあり、その前に浮き藻を救い採って頂いたと言うことだ。感謝!

今日のメニューはレート20でのB2 12km漕と500m1発。
8時40分岸蹴りで、10時過ぎの揚艇だったが、コースは空いていて気持ちよく漕げた。

B2 12km UT漕:

  • Ave. Pace: 2'26.1/500m, SR20.5, DPS:10.00m/STR
  • 9/12のB2 12kmはAve.2'29.5/500mだったので、約3秒/500mの改善。(藻が無かったために艇速改善か?)

500m TT:

  • 上体と腕はリラックスさせ、レッグ主体でドライブすることにフォーカス。概ね良い感触で漕げた。
  • SS込みのAve. pace: 1'54"/500m, SR34.5, DPS:7.65m/STR (順風)
  • 9/12の500m TTはAve.1'57"/500mだったので、約3秒/500mの改善。

500mTTの艇速データ。

 10時21分。揚艇後のコース。乗艇途中から快晴に。

帰りに日高屋で昼飯。生ビールを美味しく飲めた。(^-^)
 日高屋で飲んだ生ビール。

以上