Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

GoProでスカルのハンドルワーク動画を撮影:

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今日はGoProをネックマウントに取付けてスカリングのハンドル動作を撮影した。

青山学院ボート部:

今日、艇庫に着く手前、国艇3棟の前にフィリッピの2X新艇が馬置きされていた。
アルミのフロントウィングリガー艇。何処のチームの艇かなと思って良く見ると、AOYAMAと書かれていた。
そう言えば青学のボート部が最近、活動を再開したことを思い出した。
艇内を見ると整調のストレッチャーにステアリングワイヤーが取り付けてあり、ラダーも付いていた。
なしペア、ダブルの兼用艇を購入した模様。
選手がいたので2X艇として使用するなら舵ははずした方がいいよとアドバイスした。すると、外せるんですか?との反応。
そこで15分ほど掛けてラダーとステアリング用のユニットを外してあげた。
青山学院、近年、駅伝部の躍進が素晴らしいが、ボート部も頑張って欲しい。

首掛けマウントのGoProでハンドルワークを撮影

今日の戸田は、天気予報通り穏やかだが東風が吹いていた。(2m程度)
一方、荒川は午前中は下げ潮。
この結果、荒川は大曲より下流、特に笹目橋から戸田橋の間は、東風と下げ潮の流れが喧嘩して、水面は風浪が発達して波が出ていた。
往路は順風なのでさほど漕ぎ難くはなかったが、復路は逆風のためパチャパチャの水面は漕ぎにくかった。

さて、今日はGoProカメラを首掛けマウントに装着して自分の漕ぎのハンドルワークを撮影した。
漕ぎ出してみると、乗艇ではボディーをスイングするので、キャッチ廻りで上体を前傾するとカメラが宙ぶらりんとなり1ストローク毎にブランコの様に揺れた。
添付の動画に示すとおり、ハンドルワークは概ね良く動画に納める事ができた。
但し、ハンドルの動きしか見えず、ブレードワークが取れていないので、見ていても面白くはない。
やはり、GoProをスカルに取付けて自分の漕ぎを取るのであれば、やはり船尾に取付けて撮影するのが良い。或いはリガーに取付けて横から漕ぎを取るのも良い。
今回は自分のハンドルワーク詳細を撮れたことは良かった。

以下、自分の漕ぎを(ハンドルワーク)を見た感想:

  1. 低レートUT漕であれば、手首の動きは最小限で、フェザーワークが出来ている。引き続きフィンガーターンのテクニックを改善継続する。
  2. ハンドルクロスオーバー時の両手は、左右の手は殆ど擦れ合うほど近く、これ以上高さの差を縮小することは出来ない。クラッチのハイト差は現在28mm。艇は殆ど傾けず水平にフォワードしているが、どうしてもB-sideのブレードが水面を少し擦っている。従って、28mmのハイト差では足りない模様。次回乗艇ではワッシャー1枚分(2mm)B-sideのハイトを上げてハイト差を30mmにして試してみようと思う。
  3. 今日は笹目橋より下流は波が高いコンディションだったが、クリーンなブレードリリース及び早めのハンズアウェーによる早めのスライド開始により踵(足)でバランスを取るように心掛けた結果、波のある水面でも概ねリラックスして漕ぐことが出来た。
  4. 後述の通り、次回乗艇ではGoProを船尾端近くに取付けて撮影する予定。

尚、往路の途中でGoProの音声操作時の"ピッ"と言う操作音が出なくなり、無音となってしまった。
今回は首から掛けていたので外してGoProをチェックしたところ、電池の残量が30%以下となって残量表示がオレンジ色になっていた。
一昨日、フル充電したが、昨夕は充電しなかったのが良くなかった模様。
また、GoProは電池の残量が減ると操作音を停止し、無音となってしまう模様。尚、少々手間取ったが、今日の動画は最後まで撮影出来ていた。
次回撮影以降は、前夜に必ずフル充電しようと思う。



写真及び動画:

2019-4-23 東大艇庫→岸蹴り場 (Time-lapse)
https://youtu.be/9BeH3mCLc6E

 9時19分、岸蹴り。

2019-4-23 Finish work(無編集:少々冗長)
https://youtu.be/mS8SqS75FUQ

2019-4-23 Catch work(無編集:少々冗長)
https://youtu.be/oNsARa95sXk

2019-4-23 P@F UT漕(漁船係留所の上流)
https://youtu.be/Wnvm0JQByis

 9時48分、外環自動車道下流。ハンドルはHands Away中。

2019-4-23 Pause無しUT漕(大曲から上流へ)
https://youtu.be/GiChABMH_io

2019-4-23 Pause無しUT漕(大曲から1.5km上流付近)
https://youtu.be/vWbB4AQkJNs

 10時11分、秋が瀬で給水休憩
 水温は22.5度。

2019-4-23 Pause無しUT漕(秋が瀬から下流へ)
https://youtu.be/4JnYcwvhvVs

2019-4-23 Pause無しUT漕(大曲へ)
https://youtu.be/SZ8a7FJYgbM

 大曲上流の直線水路。キャッチ直後、ドライブ開始。

2019-4-23 RP10本 x 3 (逆風、少し波あり)
https://youtu.be/G8UQAitTH6M

2019-4-23 CD UT漕 (笹目→下流へ、波ありチャプチャプ)
https://youtu.be/pH_y_ELOZTg

 11時08分、揚艇。

GoProアタッチメント追加:

やはり、GoProをスカルに取り付けて自分の漕ぎを動画に収めるには、船尾に取り付けるのが最も良い。
しかし、これまで使用してきた吸盤マウントは吸盤の直系(約9cm)が大きく、船尾端の狭いカンバスには取付できず、船尾端から1.4mほどのローイングスペースに近いところに取り付けせざるを得なかった。
この位置だと、自分の漕ぎの動きは良く撮影できるが、フィニッシュ廻りのブレードワークが撮影できない問題がある。
そこで、吸盤ではなく、カメラの付録として付いてきた幅4㎝の両面テープマウントを船尾端近くに接着して取り付けてみることにした。
但し、カンバスは傾斜した平面なので、カメラを水平に取り付けるにはこの傾斜を補正するための多軸アダプターが必要。
そこで昨日、多軸アダプターを注文した。一番安い4セット入りで999円のものを購入。
今日の夕方届いたので、早速、フレームに取り付けてみた。やはりGoPro純正品でなく安物なので、取り付けに少し手こずったが、ドライバーなど工具を使って増し締めしたところ、上手く取り付ける事ができた。(工具による組み立てなどに不慣れな方はGoPro純正品を購入した方が良いと思う)
今週、金曜日にこの多軸マウントを船尾端に近いところに取り付けて、撮影してみようと思う。
これまでより1.1mほど船尾よりに取り付けできるので、フィニッシュのブレード離水まで撮影できるものと期待している。
但し、少々気になるのは、1mほど私から遠ざかるので音声コントロールが効くかどうか少々不安。
恐らく、乗艇中の音声コントロールは難しい場合は、止まった時に撮影のオン、オフをコマンドしようと思う。

参考ながら、フランス代表のPierre Houinがシングルスカルの船尾端にGoProを取り付けて動画を撮影したものがYoutubeにアップされているが、ブレードリリースまで撮れているので上手くゆくものと期待。
GoProの船尾端取付け状況:1:30付近参照
船尾端GoProからの動画:1:50及び2:50付近参照。(ブレードリリースまで写っている)
https://www.youtube.com/watch?v=49ySmAKxFGQ

以上