Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

釜房湖で東北大学生と2X乗艇

昨夜は、艇庫わきの駐車場で車中泊
湖の湖畔で、自動車の騒音も全くなく、また、空気も涼しくてよく眠れた。
朝、2X艇のリギングを行うために、4時過ぎに起床。
4:15から、4年生:O野君と2Xのリギング作業を実施。
スカル艇のリギングが良く分からないということだったので、簡単にリギングレクチャーをしながら、作業を実施。
 5時10分。リギング作業するO野君。

乗艇前のリギング作業なので、ピン角やストレッチャーボード角の確認・調整などの詳細作業は割愛。

リギングする際に、整調の私(174cm)とバウのO野君(180cm)の体格(レンジ)差を考慮に入れて以下の様にリギング調整した。

整調(私:174?):オール長=285.5cm, インボード長=86cm, リガースパン=158.5cm, ワークハイト=B18.5cm,S16.0cm(左右ハイト差=2.5cm)、PTH=30cm,
バウ(O野:180?):オール長=286.5cm, インボード長=87cm, リガースパン=160.5cm, ワークハイト=B18.5cm,S16.0cm(左右ハイト差=2.5cm)、PTH=33cm,

リギング完了後、岸蹴り。
 5時41分。岸蹴り。
 左手の岸の上に立つ黒っぽい建物が東北大学艇庫。

乗艇メニューはアップ込みでUT漕メインで18kmという事だったが、私は午後に福島県の荻野で漕ぐ予定あり、今朝の乗艇は12kmに短縮し、揚艇後にエルゴメーターの漕ぎ方やセッティングに関して簡単なレクチャーを行った。

乗艇の方は、W.Upの後に、SR17前後でのP@F付き低レートUT漕を実施。釜房湖の1500mコースを4往復した。
O野君は、これまでスカルを漕ぐ際にはワークハイトの左右差を1cm程度と小さめにしていたとのこと。今日は私に合わせて2.5cmに設定。ハイト差を大きく取るのは初めての経験だったが、漕ぎやすかったとのことだった。
P@F付きUT漕は、ドライブの加速感を出す事を狙ってレートを落としているが、東北大の漕ぎは元々フィニッシュハーフを強調する漕ぎなので、最初から良い感じを出すことが出来た。
ただ、バランスがやや不安定でS-side側に傾く傾向が見られた。恐らく左右ハイト差を小さくして漕ぐ際の癖が残っていたためだと推察。ハイト差大きく取っているのでS-side側に傾けずに水平に漕ごうと声を掛けたところ、次第に治った。
それでもフォワード中にややフラフラ揺れる傾向があった。そこで”フォワード中は靴の中で踵を斜め下に下げる様にして足でバランスを取ろう”とアドバイスしたところ、直ぐに合点してくれて、その後明らかにバランスが安定した。(東北大では足でバランス取るという教えが無い模様)
何れにせよ、現役の大学4年生漕手と漕ぐ事でいつもより良い艇速が出せた。(SR16.5〜17.5で、2'07"(順風)〜2'17"(逆風)/500mで巡航できた)
 揚艇後にO野君と撮影。

揚艇後は肉がタップリ入ったボリュームたっぷりの朝飯を頂いた。美味しかった。
最後に食堂で集合写真を撮った。
 8時31分。艇庫を出発する前に集合写真を撮った。
 8時34分。この時刻になると日が昇りかなり暑かった。

 余談だが、東北大合宿所の洗濯機は乾燥機付きの全自動洗濯機。(乾燥まで入れると2時間程度かかってしまうとのこと)

2X乗艇の動画:

20180718 em @釜房 P@F付きUT漕 M2X その1
https://www.youtube.com/watch?v=eihYME9rWCg

20180718 em @釜房 P@F付きUT漕 M2X その2
https://www.youtube.com/watch?v=I6TZOZHKJy8